2018年12月30日日曜日

壁に耳あり、障子に目あり

最近は、日本の家屋でも、昔に比べると、気密性が高まっているし、隣の音が聞こえてくるといったことも少なくなっているようです。

昔は、襖や障子の向こう側が、別の部屋ですから、何を話しているのかとか、何をしているのとかが、わかりましたし、障子や襖を少し開けるとか、障子に穴をあけるとかすれば、簡単に覗けました。

2階のミシミシという軋みなんかも聞こえて、今エッチしているなとかわかりました。

お侍さんの時代から、昼間は苦虫をつぶしたような顔をしていても、夜になると、夫婦でアヘアヘやっていたわけで、子供たちも性教育を受けてきたわけです。

盗撮とか盗聴というのは、犯罪ですが、今は、スマホのカメラも録音機能もすごいですから、やる気になって、逮捕を恐れない人は、いろいろと考えて行動するみたいです。

スマホよりももっとすごい専門的な盗聴器や盗撮用のカメラなんかも、ネットで簡単に手に入るようです。

スマホに小さなウィルスを仕掛けて、外部から、スマホのカメラとか録音機能を動かして、それらを外部に流出させることも出来るようです。

スマホなんかは、寝室、それもベッドサイドに持ち込むわけですし、人によっては、トイレや風呂場に持ち込む人だっているでしょう。

そんな時に秘密の映像や写真や音声をとられて、誰かに送られて、拡散されたら、たまったものではありませんよね。

美しい花には棘もあるわけで、便利なものには、リスクもついてきます。

意外と油断するのが、ノートパソコンで、ノートパソコンにもカメラやスピーカーがついています。タブレットもついていますね。

最近流行り始めているスマートスピーカーなんかも、これからは、カメラやマイクが高性能化していくでしょうし、いろいろな問題が出始めているようです。

ネット検索でもLINEでも、我々のやっていることが、どこかに集められ、場合によっては、売られたり譲渡されたり、流出したりもするわけで、それを分析されたら、怖いですよね。

必要の無いときには、カメラ機能は、切っておいた方がいいですし、お風呂に入ったり、エッチしたりするときには、十分に気をつけた方がいいでしょうね。