2019年1月14日月曜日

新しい王様

ドラマ「新しい王様 」が、おもしろい。

最近、個人的に時々考える陰陽とか、清濁とか、表裏とか、人生の中で大きな問題、お金に関するドラマです。

“カネ”や“モノ”へ正反対の価値観を持つアキバ(藤原竜也)とエッチュー(香川照之)が、おもしろい。

IT社長とか投資家とかが、もう、古くさいおじさんたちとなっているわけです。

アキバくんが、毎回最後の方で、彼の持論をまくし立てるのがいいですね。

「自分の内面に付加価値を付けろ」「君たちは、顔も知らない人の情報を鵜呑みにするのか?」「ネットもテレビも信用するな」「自分の頭で考えろ」「どんな金持ちで、明日死ぬかもしれない」

いいですね。脚本・演出は、山口雅俊さんです。

第3話で、パンケーキの話題が出てきましたが、パンケーキの話題から、今は、もう、世代によっては、全く知られていない、トラが、椰子の木のまわりをぐるぐる回って、バターになる話が出てきました。

昔、多くの子供たちが、母親などから読んでもらった、「ちびくろサンボ」の話なんですが、この話、本当の舞台は、インドなんですが、アメリカ人が、舞台をアフリカにしちゃったんだそうです。

そういえば、コロンブスも、米国大陸をインド大陸だと思ったという話もあって、先住民族をアメリカンインディアンと名付けちゃったようです。

それで、挿絵なんかが、インド人からアフリカ人に変わり、戦後になって、黒人差別だといって、発禁や自主的な販売中止になり、その後の子供たちは、知らない話になっているようです。

第4話では、「不老不死」の話で、昔から、権力者やお金持ちの夢なんですが、いつまでも若くありたいにもいろいろとあるわけで、見かけだけ若いのか、毎日朝立ちするほど若いのか、思考が若いのかなど、いろいろとあるし、長生きにしても、ただ息をしているだけの長生きもあれば、死ぬまで健康な長生きもあるわけです。

パンケーキといえば、「パンケーキ食べたい」の夢屋まさるが、ブレークしてきていますね。