2019年12月28日土曜日

外国人問題

人生の半分以上を外国人として生きてきているわけで、外国人問題に関しては、いろいろと思うことがあります。

国境が無い世界とか、理想としては素晴らしいと思うわけですが、現実的には、世界に196の国があって、自分の生まれた国以外に行くと、外国人となります。

もちろん、移動した国の国籍を取れば、外国人ではなくなります。複数の国籍を合法的に持っている人たちもいます。

で、生まれた国以外で滞在するためには、原則として、滞在許可が必要で、観光の場合には、滞在許可証なしでも入国できる国はたくさんありますが、あくまでも、許可証免除という扱いです。

長期滞在の場合には、許可証が必要ですし、期限が切れたら延長の申請が必要です。これを守れない人が、不法滞在者となります。

普段はそんなに考えもしないのですが、世界には、密入国者というのもいて、日本へも、北朝鮮ななどから船に乗って密入国してくる人たちがいます。

怖いですよね。

仕事をするにも許可が必要で、仕事をしてもいいビザとか、労働許可証とかが必要です。

それを持たないで働くと、不法就労者となります。

最近よく耳にするのが、外国人研修生で、研修生ビザを取れば、決められたところで、決められた仕事ができるわけですが、いろいろな問題点もあり、逃げ出す人たちも増えているようです。

もっと稼げる仕事がしたいと思うのは当然でしょうが、法律違反です。

観光ビザやビザ免除で入国した後、そのまま滞在を続ける人たちもかなりいるそうで、当然仕事をして、中には日本人などと結婚をして子供を持つ人もいます。

日本の詳しいことはわからないけど、結婚をするのには、いろいろな書類も必要なはずで、滞在許可なしでの正式な結婚は無理ではないかと思うのですが、どうなんでしょうね。

私ごとなんですが、イギリスで語学学校に通ったときも、学校から授業料を支払っているという証明書を持って移民局に行って、滞在許可をもらっていました。

タイでも、滞在ビザと労働許可には、常に気を遣ってきていて、そのために、面倒な手続きと多くの書類を揃えることでけっこうたいへんでした。

国際結婚も、面倒な書類がたくさんあったし、永住権をとるためにも、苦労はありました。

でも、そうした苦労は、外国で合法的に滞在するためです。

ですから、違法滞在者たちや不法就労者たちが、人権とか持ち出して、特別に許可して欲しいとか聞くと、それは、合法的に滞在している人たちにとって、差別ではないかと思うわけです。

まして、普段は差別問題に取り組んでいるような団体が、法律を破っている人たちに力を貸して、一緒になって、合法的に暮らしている人たちを差別しようとしているのが理解できないわけです。

ゴネ得を許してはイケナイと思います。

例えば、強制退去命令を受けた人が、国に帰ったら命が危ないとか、国に帰っても仕事がないとか、子供が日本生まれだから、日本語しか話せないとか、いろいろと言っています。

自分の国に帰れなければ、他の安全な国に行って、そこの日本大使館で、日本の正式な滞在許可を取って、日本に戻ればいいだけです。

日本人でも、多くの人たちが、会社の辞令や個人の事情で外国で暮らすこともあるわけで、そういった人たちの家族や子供は、日本語しか話せなくても、外国で暮らしているわけです。

子供は、すぐに言葉を覚えます。

不法滞在者を支援するような人たちは、ゴネ得をさせるために協力すべきではなくて、正式に滞在させるために、どこの国に行って日本大使館にどんな書類を用意すればいいのかとかアドバイスをすべきです。

そして、そのために必要なお金を援助すればいいと思います。

日本の法律は、日本人とまじめに法律や規則を守っている外国人たちを守るべきであって、法律や規則を守らない人たちを優遇することは、おかしいと思います。

今の日本に必要なことは、外国人が不動産を所有することは許されていいのかについて議論すべきだと思うし、スパイ活動を禁止する法律もあった方がいいと思うし、日本で犯罪を犯した外国人に対する強制退去をもっと迅速かつ強制的に行うべきだと思います。

政治家の出自もはっきりさせないと、他の国のために政治活動をする政治家がいたら、最悪です。

外国人にも参政権とかいっている人たちもいますが、そんなことを許している国があるのでしょうか?

外国人と仲良く暮らすためにも、法律と規則を守って、日本と日本人を愛する外国人と、そうではない外国人とを分けて考えるべきだと思います。