乗員乗客会わせて3，700名といわれる豪華巨大クルーズ船ですが、クルーズ船による旅行は、お金持ちのシンボルで、人気があります。
飛鳥の船内を見たことがありましたが、もう豪華ホテルと同じでした。
港から出発すれば次の寄港地までは閉ざされた空間なわけで、今回わかったように、伝染病が発生すれば、多くの人に感染をします。
いわれているのは、ブッフェではないかとか、手すりかもしれないとか、娯楽室からではないかとか、可能性はいろいろとあるようです。
最初は、今回の新型コロナは、人から人には伝染しないといわれていましたが、もう完全に感染することがわかっています。
最初の観光バスの運転手さんとかバスガイドさんの発症からわかっていたことでした。
タイでは、タクシーの運転手が発症しましたし、航空機やバスや鉄道、タクシーなどは要注意でしょうね。
頻繁な手洗いを実践するしかないと思います。
シンガポールの首相は、感染していない人はマスクをしなくていいと発言していましたが、シンガポールでの感染者が、急上昇で、すでに30名だそうで、たぶん、どんどん増えるのではないかと思います。
1月20-22日にかけて、シンガポールのグランドハヤットホテルで開かれた1000人規模の国際会議の出席者たちから、感染者が出ているそうです。
イギリス人とマレーシア人、そして2人の韓国人が感染したそうです。
一流ホテルとはいえ、ホテルも閉ざされた空間なわけで、特に朝食会場などは、ほとんどがビュッフェスタイルですから、取り分けるときには、トングとかスプーンとかを多くの人が素手で触っているわけです。
パンは、手掴みで食べますよね。
もしも感染者が混じっていると、危険ですよね。ホテルのスタッフでもお客様でも。
レストランやナイトクラブなどでも、感染する可能性はあるでしょうから、もう観光業は、大変でしょう。
国際会議もスポーツの国際試合もコンサートも、全部中止や延期の可能性がありそうです。
観光客でごった返していた道路やショッピングモールも、嘘のように静かで人通りがないそうです。
中国では、多くの大都市が閉鎖されているので、いろいろな工場も操業を停止し、部品なども調達できないそうで、他の国の工場にも影響が出始めているそうです。
人間、生まれてきた以上、何時か死ぬことは間違いないけど、インフルエンザでも麻疹でも、デング熱でも、今回のような伝染病でも、できることはして、感染しないようにしたいモノですし、運悪く感染してしまったら、人に感染させないように気をつけながら治療を受けるしかないですね。
