「パソコンもソフトがなければただの箱」といわれるように、パソコンは、ハードとソフトでセットになって、いろいろな仕事をします。
ハードは、ケースの中に入っていますが、マザーボードとかメインボートと呼ばれる基本の基盤にCPUやメモリーやグラフィックカードやサウンドカードが取り付けられ、専用のコードでハードディスクやCD-ROMやフロッピーディスクが接続されます。
このマザーボードのケースから出ている部分にいろいろな差し込みがあって、モニターをつないだり、キーボードやマウス、スピーカーをつないだりします。
こうしたハードの部分は、寿命が来るまで、ほとんど壊れることはないです。時々起きるのが、マザーボードに使われているコンデンサーが液漏れすることです。
一般的に、パソコンの弱点は、熱に弱いところです。
写真にある2本の円柱のうち左側が液漏れしているので、ハンダごてで外して、同じモノを探してきて付け替えたら、使えるようになったことがありました。
一般のハンダごてですと、もう非常に苦労しましたけどね。専門家は、業務用のハンダごてを使うようです。
わたしは、電気の基本知識も無いし、専門家ではないけど、好奇心が強いので、何でも自分でやってみます。意外と壊れないモノです。
ただ気をつけることは、まず電源を切っておくこと、落とさないこと、静電気に気をつけること。水をこぼさないことなどです。あと、ハンダ付けの時には、有毒ガスが発生することがあるかもしれないので、換気のいいところで作業すること。
こうしたハードを動かす基本が、OSといわれるオペレーションシステムです。時には、ハード固有のドライバーといわれる、ハードを動かすためのプログラムも必要になります。
そして、ハードも進化しますから、進化したハードに相応しい、進化したOSが必要になり、例えば、ウィンドウズ95が、ウィンドウズ98になり、ウィンドウズMEになり、ウィンドウズXPになってと、どこまでも振り回されます。
OSが新しくなると、今まで使えていたハードが使えなくなることがあって、ドライバーの問題がほとんどです。新しいドライバーを提供していればいいのですが、新しいドライバーがないと、そのハードを新しいものに買い換える必要が出たりして、腹立たしいです。
ハードの心臓は、CPU(中央演算装置)で、それを作っているのが、インテルで、インテルとマイクロソフトが、Wintel同盟と呼ばれ、新しいものをお互いに売るために、協力し合っているという話が、昔からあります。
CPUでは、AMDがインテルのライバルです。
今の主流は、ウィンドウズ10ですが、いまだにウィンドウズ7を使っている人も多いです。
わたしが、ウィンドウズを使っているから、ウィンドウズの話ばかりですが、アップルのマッキントッシュ(マック)は、全く別のOSです。
ハードはほとんど壊れませんが、OSは、よくクラッシュしたり、トラブルを起こしますが、ソフトの問題は、また最初から、インストールし直せば、ほとんどの場合、問題解決です。
パソコンがおかしいと思った時は、まず、その時使っているアプリを閉じて、もう一度立ち上げてみるとか、パソコンを再起動させるとかで、かなりのトラブルは解決します。
ウィルスに感染しても同じで、すべてまっさらにすればいいのですが、その場合には、大切なモノまで消えてしまうから、大切なモノは、常に外付けのHDDなどに保存する必要があります。
つづく