カメラの代名詞でもあるライカですが、お値段も高いです。ドイツのライカやスウェーデンのハッセルブラッドは、カメラが好きな人なら一度は憧れたことがあるのではないでしょうか。
高級品は、買えませんが、今から60年以上前に発売されたバルナックといわれるライカのカメラなら、10万円以下でも買えそうなので、ヤフオクで入札してみました。
バルナック型のライカも、いろいろな種類があって、お値段もまちまちです。
今回ゲットしたのは、バルナックⅢ型(通称DⅢ)というカメラで、レンズは、summitar f=5cm 1:2です。
ボディーもレンズも、まあまあきれいだと思います。
ネットの情報によれば、はじめて1.5倍の視度補正機構とストラップ取り付け金具もつけられたモデルとのこと。シャッター速度が、500までということ以外の機能は、その後のモデルとほとんど同じともいえるそうです。
Ⅲ型は第2次世界大戦前(1933年~1939年)でライツ社としても隆盛期であったため、非常に作りがよい。
とにかく、はじめて手にするカメラですから、フォルムの装填のしかたも、ネットで調べてからです。うまく装填できたか、ちょっと不安ですが、テレフォンカードを使う方法で試しました。
沈堂式のレンズも初めてで、その使い方も検索です。
ネットのない時代だったら、調べるのも大変だったでしょうね。
とにかく、試し撮りしてみないと、どんな感じで写るのか、さっぱりわかりません。
一応、距離はレンジファインダー(連動距離計)が内蔵されているから、像を合わせるとピントが合うお約束です。
露出計がないから、露出とシャッタースピードは、ヤマカンになります。
はじめて父からもらったカメラが、オリンパスPEN Sでしたので、当時を思い出して、このお天気で、この明るさなら、このくらいといった感じですね。
試し撮りですから、同じ被写体を、いろいろな露出とシャッター速度で試しています。
シャッター速度が500までしかないから、高感度フィルムは無理で、ASA100の白黒フィルムでスタートしました。
あと1台、バルナック型ライカの定石といわれるⅢf型セルフタイマー付きもゲットしたんですが、そのテストは、次の機会にします。
ライカのフィルムカメラといえば、M6あたりが人気らしいし、デジタルカメラも、ものすごい値段らしいですね。