ニコン Fとかニコン F2 フォトミック なんか、よほどカメラが好きで、お金に余裕がないと買えないカメラでした。
Fの場合、60年前で67,000円(5cm F2 付)、F2フォトミックは、50年前で、なんと96,700円(50mm F2付)だったようです。
1960年の大学卒初任給=13,100円で、1970年で39,900円だったようです。
Fは、知り合いの方からプレゼントしていただきましたので、今回、ニコン F2 フォトミック を落札しました。
レンズの上の方にあるNikonと書かれている部分が、露出計付きのファインダーでフォトミックと呼ばれているようです。
中古で売られているものには、この露出計が動かないモノが多いそうで、わたしのゲットしたF2も露出計が動きませんでした。
2枚目の写真の白い部分の下に小さな窓があって、そこに針があるのですが、電池を入れて、テストのボタンを押しても動きません。
電池室のマイナス端子と、フォトミックを外したところにある端子のマイナス側は、断線されていませんでしたが、プラス側が、どうも断線しているような感じです。
分解するには、ちょっと高いカメラで、ためらってしまいます。わたしにとっては高いという意味ですが。
もう少しお勉強して、心の準備が整ったら、分解も考えますが、今のところは、露出がわからなくても、写真は撮れるわけですし、このずっしりと重いカメラを楽しもうかと思います。
ニコンのFT2もタイでは人気だそうですが、ずっしりとした重さがないので、好きではないです。
実際に持ち歩くのなら、軽い方がいいですけどね。