2018年3月2日金曜日

タイの宝くじの話

タイの宝くじは、毎月1日と16日の2回発表があります。ただ、今月は、3月1日が、仏教の大切な日、マカブーチャ(万仏節)だったので、宝くじの発表は、今日になっています。

仏教関係の祝日は、お酒の販売も禁止です。

それに気が付かなかったので、昨日は、当選番号をネットでチェックして、外れだと思い込み、丸めてゴミ箱に捨てました。

そしたら、今日が発表日だとわかって、慌ててゴミ箱から回収しましたが、結果は、同じで、全部外れでした。

宝くじは、1枚80バーツで、1等賞は、600万バーツで約2000万円です。


番号は6桁ですが、同じ番号が、組違いであります。

タイでは、歩道でテーブルを出して宝くじを売っている人たちが多いですが、中には、自転車で売っている人、首から宝くじを乗せた板をぶら下げている人とか、いろいろです。

以前から、定価80バーツなのに、90バーツとか100バーツで売る人も多く、問題になって、取り締まりもされたのですが、今でも定価で売っていない人たちも多いです。

特に人気の番号とか、同じ番号が何枚かそろったセットなどは、高く売られることが多いです。

何が人気かといえば、タイでは、国王とか首相が乗っていた車のナンバーとか、大きな事故が起きたときのフライトナンバーやナンバープレートや部屋番号なども人気になります。

田舎の方に行くと、精霊の宿る木とかあって、その木の幹を擦ると、数字があらわれるとか、いろいろな信仰もあるようです。

あと、タイには、地下の宝くじもあって、政府の宝くじの当たり番号の下2桁とか3桁などを当てます。2桁を当てると掛け金の60倍とか、3桁なら、掛け金の450倍とか500倍になるのだそうです。

もちろん違法ですが、やっている人たちは多いようです。

タイには、お金持ちは、株式投資で夢を見て、貧乏人は宝くじで夢を見るという言葉もあるそうです。