「青春~砂漠の少年~」というLPでしたが、ナレーションが長くて、曲が始まるまでに飽きてしまう感じでした。ただ、最後の「さらば青春」だけは、とても印象に残りました。
その後、「シクラメンのかほり」で有名になるまでは、忘れていました。
最近になって、いろいろと調べてみたら、寺山修司さんに見いだされたことや、「初恋地獄変」にも関係していたことなどもはじめて知りました。
映画
製作: 藤井知至 監督: 羽仁進 脚本: 羽仁進/寺山修司 撮影: 奥村祐治 録音: 久保田幸雄 美術: 金子国義 照明: 鎌田慧 スチール: 沢渡朔 出演: 高橋章夫/石井くに子
小椋佳の初恋地獄篇
今日の「徹子の部屋」ではご両親の話も出て、まさに経理担当というまじめな父親と、破天荒な母親の話から、小椋佳さんの中には、ご両親のDNAがあるんだなあと、妙に納得しました。
自分の曲を持ってラジオ局まで寺山修司さんに会いに行くとか、すごい行動力です。
一度天井桟敷の喫茶店のカウンターで競馬新聞を読んでいた寺山修司さんをみたことがありましたが、体もでかいし、オーラもすごかったです。
東大法学部を出た銀行員だけではなく、好奇心と行動力を持った芸術家です。
譜面は読めないし書けないので、詩を読みながら歌を作るんだそうで、天才ですね。ギターも実は、下手くそなんだそうです。
ただ、当時の音楽界では、歌手は、見てくれも大切で、いい曲を歌うのですが、テレビ向きではないことで、担当者たちが、頭を抱えたようなことがwikiには書かれています。
ご本人も「徹子の部屋」で言っていましたが、「青春~砂漠の少年~」のジャケットに写っている現東映会長の岡田祐介さんを小椋佳さんだと思っていた人が多かったそうです。
40年間のヘビースモーカーだそうで、現在でも毎日40本のたばこを吸っているそうです。その影響もあってか、心臓の冠状動脈の手術を今月中に受ける予定だそうです。
こんな才能ある人には、もっともっと元気でいていただきたいから、手術の大成功を祈るばかりです。
57歳の時に胃がんを患っていらっしゃるし、息子さんが、14歳で若年性脳梗塞を発症したりと、いろいろな体験もされていらっしゃいます。
第一勧銀の支店長時代に、取引先の「うなぎパイ」で有名な春華堂のためにCMソングを作ったそうですが、まだ聴いたことがありません。YouTubeにありましたが、ううん。。。
浜松祭りなどで歌われているという「やら舞歌」も聴いてみたいです。YouTubeにありました。