歯の治療を受けているのですが、最初の根管治療から2週間たち、昨日予約している歯医者に行ったら、治療が始まると同時に、なんと、抜歯するしかないですねと告げられました。
歯科医の話では、ヒビが歯根の神経に達して、もう、治療できない状態だというのです。
わたしとしては、うすうす原因に心当たりはあったのですが、そのことは、黙っていました。
その原因は、1週間前に食べたこちらだと思います。
治療した歯のある右側で噛んではいけないと気をつけたのですが、何度か、激痛を感じましたので、無意識のうち、食欲に負けて、右側でも噛んでしまったようです。
で、手際がいいというのか、ちょうど抜歯の専門医が来ているから、すぐに抜歯してくださいと急かすので、ちょっと待ってくださいよと、限りある、わたしの歯をなんとか保持する方法はないものかと食い下がりましたが、ダメなモノはダメです、治療は無理ですから抜歯ですと冷たいこと。
じゃあ、とりあえず、ペンディングで、セカンドオピニオンを聞いてから決心しますからと、歯医者を出ました。もちろん治療代はなしでした。
それで、以前左下の奥歯のクラウンをやってもらった歯医者さんにセカンドオピニオンを求めて、予約を入れて、今日行ってきました。
ほとんど読めませんが、この額縁には、タイの王族が治療にいらっしたうんぬんと書かれています。
以前から有名な歯医者さんですが、ラマ4世の方に比べると、こちらのクリニックは、あまり患者がいない雰囲気でした。
今日、相談に乗ってくれた女医さんは、とても親切で、丁寧に説明してくれました。結果は、抜歯以外は賢明ではないとのことでした。
そして、抜歯したあとの治療方法や費用などについても説明してくれ、もう、抜くしかないのかと、諦めもつきました。
昨日の女医さんも間違っていなかったけど、なんか、高圧的で、違和感を感じたので、今日診てもらったわけですが、たぶん、こちらにて抜歯をお願いすると思います。
今日のコンサルタント料は、歯を診ただけなので200バーツでした。
もしもインプラントの治療をお願いすると、トータルで10万バーツ(30万円強)を超えるそうで、他にも治療しなければならない歯もあるし、もう、泣きそうです。
若いときには思いもしませんでしたが、身体は大切にしないと、歳をとってから泣かされます。大切にしても、目とか歯は、治療が必要になってきます。
それに最近70歳前後で亡くなる人が多いですね。明治大正生まれの人たちに比べ、戦後生まれは、意外と長生きはしないのかもしれませんね。
戦争中のスローガンに、「贅沢は敵だ」とあったそうですが、戦後の贅沢や安楽は、健康にとっての敵だったわけかも。