高校を卒業して、はじめてパチンコをしたときには、メチャ、心臓が高鳴りました。
当時のパチンコ店には、手打ち式のパチンコ台しかなくて、右手でレバーをはじきながら、左手で持っているパチンコ玉を穴に一個ずつ入れていくのですが、そのタイミングがうまくいかないから、なかなか思い通りには打てませんでした。
それから、当時は、椅子席ではなく、みんな立ってパチンコをしていました。
そのうち自動式が出て、椅子に座って、のんびりとパチンコが出来るようになりました。
もう20年以上パチンコはしていませんが、理由は、出玉が、ICチップでコントロールされているということと、自分の負けたお金が北朝鮮に送金されて、ミサイルなどに化けているという話を聞いたからです。
まあ、当たり前ですが、パチンコ店が、出玉がよく出すぎて倒産とか聞いたことがありません。一定数以上は出させないという打ち止めのシステムもあるし、パチンコ屋が儲かるようにプログラムされているわけです。
実力が無いから、たまに儲かるときがあっても、平均すれば大きく負け越しです。
最初1つ2円で、100円で50個だったパチンコ玉が、徐々に値上げされ、1つ3円、1つ4円となっていきました。
10代の頃は、お金もないですし、ただ経験としてやっていたわけですから、お金に換えることはなく、チョコレートとか景品をもらうのが精一杯でした。
友達から教えてもらって、特殊な景品と交換して、外にある景品交換所に持っていくと現金がもらえるということは知っていましたが、実際に、それを経験したのは、だいぶ後になってからだったと記憶します。
成人してからは、たばこに交換することが多かったですが、母親がチョコレート好きだったので、チョコレートにもよく交換しました。
海外で暮らすようになってからは、たまの帰国時に、毎日のようにパチンコをしていた時期もありましたので、親からよく注意されました。
今から考えると、本当に無駄遣いでした。
パチンコの問題点として、依存症とか自動の車内放置などがありますが、依存症を防ぐには、あの椅子をなくせばいいと思いますね。
昔に戻って、みんな立ってパチンコをすれば、体力のない老人や持病を抱えている人は、長時間出来ないと思います。
理由なんか、椅子があると、火災や地震などの災害時に表に逃げにくいとか、何とでも理由はつけられるはずです。
警察との癒着疑惑もアヤシイわけですし、そろそろ、パチンコ業界の闇をはっきりさせる時に来ているような気がします。