2018年8月23日木曜日

冷や飯を食う

タイの屋台には、ぶっかけ飯屋があって、大きなガラスケースにアルミやステンレス製の食器に入ったいろいろなおかずを並べていて、気に入ったおかずをご飯の上にかけてもらいます。



お湯に容器を浮かべているところもありますが、だいたいは、料理は常温になっています。ご飯も、炊きたては別ですが、だいたい常温です。



ただ、汁物は熱くしています。

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日本は、冷たいものを平気で食べますね。

おむすびにしてもお寿司にしても、お弁当でも、冷たいです。

温めることが可能なものもありますが、お寿司なんか、温めてはダメでしょうし、温めると、おいしくなくなってしまいものもあります。

冷や飯を食わされるという日本語もありますが、閑職に追われるとか、冷遇されていることを指します。

日本でも、昔は大家族で、食事は家で作るのが基本でしたから、当然温かい食事でした。お弁当だけが、特別でした。

ただ、居候などは、家族が食事をしたあとで、1人寂しく食べるイメージで、だから冷や飯というんでしょうね。

タイ人の多くは、食べ物は食べたいものを食べたいときに食べることが基本で、街中に屋台があって、早朝から深夜までやっているので、余ったものを冷蔵庫に保存するというのはマイナーです。

徐々に、冷蔵庫に保存して電子レンジというのも増えていますが、食べ残しが多いし、食べ残しは、捨てます。

日本もひとり暮らしが増えるなどで、コンビニやスーパーでお総菜やお弁当を買って食べる人も増えているようで、必要な分だけ買って、残さないようになっていくんでしょうね。

中国人も、大家族が減って、金儲けに忙しくなれば、冷たいものを食べるように変わっていくのかな?