2018年10月11日木曜日

パソコンユーザーとスマホユーザー

私のようなパソコンユーザーは、何かわからないことや知らないことがあると、Googleなどを使って検索をします。

どんなサイトを見ているのか、どんなものに興味があるか、パソコンユーザーの興味を持っていることは、検索する事柄や見ているサイトでわかるから、そこからデータを集めて、興味ありそうな広告を表示させるビジネスモデルが成り立っているわけです。

ところが、パソコンを使わない人たちも増えていて、スマホだけの人たちは、わざわざブラウザーなどを立ち上げて、物事を検索することはしないのだそうです。

自分が興味があることだけ、YouTubeで動画を見て、FacebookやTwitterやInstagramやSnapchatなどで友人たちとつながります。

通信速度の向上で、動画が写真以上に注目されてきていて、BuzzVideoやTikTokで遊ぶ人も増えているわけです。

スマホのアプリで、何を見て、何を発信しているかを集めれば、やはり、何に興味を持っているのかがわかります。

そこで、そのアプリに、その人が興味を持っている広告を入れるというビジネスモデルが注目されているようです。

もちろん、広告だけでなく、集めたビックデータは、いろいろな方面に利用できます。

とにかく、人びとが興味を持ちそうなアプリを開発して、それを宣伝して使ってもらい、データを集めます。

LINEなんか、大成功ですね。韓国系の会社ですから、韓国がデータをいろいろと利用できます。

ソフトバンクの孫さんは、最初の頃は、中国系ですとか言っていたけど、今は、韓国系だと認めています。すでに日本に帰化しているそうです。

同じようにLINEも最初は、日本だけでなく、海外でも日本のアプリと言って売り出していました。

SAMSUNGのスマホも、SAMSUNG Galaxyで売りだしても、売れなかったので、GalaxyだけにしてSAMSUNGを出さないで売り出して、日本でも売れはじめたようです。

日本は、こういった部門が苦手なのか、あんまり成功していませんね。

とにかく、パソコンで、漢字を忘れるとか言われていましたが、今や、スマホの時代で、これからは、音声認識や画像認識も精度を増し、写真の中から情報を抜き出す技術や、動画の中にある音声が映像を分析してデータを集めることも始まっているようです。

そして、どんどん、向こうから、操作された情報や広告がやってくる時代になり、与えられるものに満足し、何を信じたらいいのかわからなくなるかもしれませんね。

経済活動だけでなく、最近では、政治にもいろいろと利用されはじめて来ています。

個人が、ライブビデオを発信したり、もっと手軽にビデオメッセージを発信する個人放送局アプリも出来てくるでしょう。

そこに仮想通貨などがからめば、個人が手軽に出来るビジネスも生まれます。やばいのは、若い女性が個人でやるエロ動画サービスかも。エロは、経済を活性化させ、新しい技術を生み出します。

日本人は正直な人たちがほとんどですから、データを集める側としては便利ですし、価値があります。

もしも、みんなが、デタラメの名前やいい加減な趣味など、データを乱すようなことをはじめたら、せっかくのビックデータもゴミとなる可能性はありそうですが、そんなことを大きな集団ですることは不可能でしょうね。