2018年10月8日月曜日

AI・ロボットに仕事を奪われる?

NHK マネー・ワールド ~資本主義の未来~
第2集 仕事がなくなる!?

ソフトバンクの孫さんと国立情報学研究所社会共有知研究センター長・教授新井紀子さんが、これからやってくるといわれる、AI・ロボットに仕事を奪われる時代について語っていました。

新井紀子さんの声が、独特で、ファンになっちゃいました。

AI・ロボットにも得意な分野と不得手な分野があるから、すべての仕事が奪われるわけもなく、また、新しい仕事も生まれるでしょうから、今やっている仕事がなくなっても、次の仕事に向かえる準備は必要でしょうね。

広いところとかですと、AI・ロボットも活躍できますが、狭いところは苦手でしょうね。それにコストの問題もあるから、高いロボットを使ったら割りに合わない仕事もあると思います。

AI・ロボットも電気などのエネルギーがないと、動きませんし、通信事情が悪いと、混乱が起きる場合もあるでしょうね。

それに悪い人は、ウィルスを感染させたりするかも。

番組でも、少し取り上げていましたが、資本主義経済は、どんどん作ってどんどん売ることで、回っているわけですから、売ろうと思っても、消費者がいないと売れません。

AI・ロボットの導入で、効率のいい仕事が出来ても、その影響で失業者が増えたら、その人たちに購買力は無く、結局、ものは売れません。

仕事を奪われたら、ベーシックインカムで、生活費を補填するというアイディアもあるようですが、財源が問題になります。

AI・ロボットの導入で利益を得る法人税の増税やAI・ロボット税の導入、富めるひとたちに、お金を出してもらうなど、新井紀子さんが、孫さんに直球の質問をしていました。

欧米でも日本でも、大金持ちは、慈善活動とか寄付とかやっているわけですし、芸術家のパトロンなんかにもなっていますよね。

成金だと、格闘家のタニマチになったり、高級外車を何台も所有したり、自分の富を見せびらかそうとしたりしますが、お里が知れるとか、馬鹿にされてしまいます。

極論ですが、儲けすぎているから金持ちになっているわけで、もしも適正価格で商売をしたら、そんなに儲かるはずもないわけです。儲けた分は、還元しないとね。

孫さんなんかは、成金ですから、金儲けのことしか頭にないのかも。戦後の日本の大金持ちのほとんどが、成金ですけど、人格者もいるはずです。