2018年10月6日土曜日

国慶節と海外旅行

国慶節は、中華人民共和国では10月1日を国慶節、中華民国では10月10日を国慶日と定めているそうです。

中華人民共和国では、1949年10月1日に天安門広場にて中華人民共和国の建国式典が行われ、毛沢東により中華人民共和国の成立が宣言されたことにちなむそうです。

一方、中華民国(台湾)においては、辛亥革命の発端となった1911年10月10日の武昌蜂起を記念して毎年10月10日を祝日としているのだそうです。

とにかく、国慶節は、中国において、秋の旅行シーズンで、800万が海外旅行に出かけるといわれています。スケールが違いますね。

今までは、東南アジアのタイが一番人気でしたが、今年は、タイのプーケットで、中国人観光客を乗せた大型フェリーが沈没し、その時の対応が中国から批判されたり、つい先日も、バンコクの空港で、中国人観光客が、タイの空港係員から暴力を振るわれたとか、SNSで拡散されて、大きな問題になったそうで、一挙にタイの人気が下がっています。

中国人観光客にもいろいろと問題はあるわけで、世界中で話題になっていますが、なんといっても爆買いの中国人観光客に来て欲しいと思っている国が多いわけです。

タイに代わって、中国人の人気ナンバーワンになったのが日本だそうです。

政治の世界では、いろいろとあっても、中国人の多くは、日本が好きなようです。金持ちほど、日本製品が大好きだそうです。

日本文化の起源は、多くが中国ですし、日本人にも中国が好きな人は多いです。

中国人が、毛沢東の文化大革命で、中国の大切な書物や国宝が焼かれたり、壊され、そうしたものは、今や日本にしかないともいわれていて、中国のお金持ちは、中国の骨董品なども買い漁っているそうです。

中国の漢字も、今は、見る影もないですよね。

日本の得意ワザは、海外のいいものをどんどん取り入れ、それをもっといいものに育て上げる能力です。

いまだ中国には行ったことがないですが、中国の田舎に行けるのなら、行ってみたい気はします。

タイの田舎は、すっかり変わってしまって、もう、田舎らしさを残すところは少ないようです。