2018年12月17日月曜日

歯医者通い その2

そして、また日を改め、歯肉の専門医に診てもらいました。

けっこう荒っぽい治療で、麻酔薬を幹部のまわりに塗ったあと、麻酔注射を歯の表側と裏側の歯茎にそれぞれ注射されました。

それから、見えなかったけど、かなり派手な音で、ドリルのようなモノで、治療していました。

想像ですが、クラウンと歯茎との境界線の辺りを削って、隙間をなくしたのか、それとも、歯根の上部についている歯石を落としたのか、とにかく、かなり長い間治療していました。

治療が終わって、現在出来ることはしましたが、今後、どうなっていくのかはわからないから、3週間後くらいに様子を見ますとのことで、予約を入れてもらいました。

歯根のかなり内部に菌が入っている可能性もあるし、3週間後に、まだ化膿しているようなら、もう抜歯するしかないかもとのことでした。

そして、日を改め、今度は、歯の矯正の専門医です。

私の希望を伝えたえたところ、たぶん出来るとのことで、目を輝かせて、詳しい説明をしてくれましたが、費用を聞いたら、な、なんと、60万円くらいだとのこと。

それじゃあ、インプラントの方が安いじゃん。詳しいことは聞いてないけど、半分くらいで出来そうな話を聞いていました。

なんでも、自分専用のプラスティックの矯正器具をオリジナルで作るので高いとのこと。

そんな高額だとは思っていなかったし、予算がないといったら、じゃあ、金属の矯正具を使えば安くなるけど、いろいろと不便なこともあると、説明してくれました。

食事にいろいろな制限があるようですし、しっかりと歯を清潔にしておかないと、虫歯になって悲惨だとか。

堅いものはダメ、粘りのあるものもダメだとか。

それと、矯正をするには、歯根が健康であることが条件だそうで、私の場合には、奥歯に問題がありそうなので、奥歯の方を前方に動かすことは無理で、抜歯した歯の前方の歯2本を後方にずらすことになるとの説明でした。

私は、下の歯は、矯正するとは考えていませんが、女医さんは、なんか、下もやるような感じでした。

というのは、左下の奥歯は、歯根治療をして、クラウンをかぶせてもらったのですが、その後、クラウンが外れて、見事に2つに割れてしまい、奥側の半分を抜歯してもらい、手前の半分を残しているのですが、そこも、炎症があるようで、出来れば抜いた方がいいと言われています。

そうすると、下の歯も矯正して、全体的に、左奥にずらしてもらうことになるかもという感じです。

当然費用は、倍になるわけですが、それでも、20万円くらいで済みそうだとのこと。

とりあえず、矯正の前には、すべての歯の歯垢掃除とか、問題のある歯の治療とかを済ませないと、はじめられないとのことでした。

矯正するには、まず、詳しい歯の履歴(?)を作り、X線も撮るとのことで、それに1万円ほどかかるとの説明でしたが、やってもらいました。

まず、器具で口を大きく開けて、歯の写真をデジカメで撮影、いろいろな角度で、何枚も撮影し、次は、起立して、頭部の正面を撮影、横向きで撮影。

今度は、粘土のようなシリコンのようなモノで、上の歯と下の歯の型を取っていました。

その後、待合室で、2~3分待たされて、今度は、別室で、X線の撮影。

今までは、フィルムを口の中に入れての局部撮影でしたが、なんか、映画に出てきそうな大きな装置で、立位で顎と額を固定され、なんかの棒を口に入れて歯で噛み、両手は、ハンドルを持つという、仰々しさでした。

そしたら、カメラだと思うのですが、装置が、頭のまわりを360度回りながら撮影でした。

それが終わったら、また、別の装置を使って、レザー光線で顔や歯の位置をチェックしながらの360度撮影でした。

こんな大がかりな検査なら、1万円は、当然だと納得でした。

次は、すべての歯の歯垢掃除とか、問題のある歯の治療になる予定で、もしも、問題なく、矯正が始まったとしても、終わるまでには、1年以上かかるとか。

それまでに、いろいろと問題が出てきそうな気もしますし、他の病気になったり、最悪は、死んでしまったり、考えれば、これからも波瀾万丈です。

歯は、本当に大切にしないとね。後悔先に立たずです。