タイのタクシーといえば、昔は、料金交渉制で、乗車するときに、ドアを開けて、どこどこまでいくら?と聞いて、料金交渉をして、決まった金額を降車時に支払っていました。
昔は、渋滞がひどくて、渋滞が予想されるところに行くときは高く請求されました。雨の時も高めでした。
わざと高い料金をいっての乗車拒否もありました。
それが、メーター制になり、いちいち交渉する必要もなくなったのですが、トラブルは、いろいろとあります。
嘘か本当かわからないですが、催眠ガスが出てきて、気が付いたら、郊外の草むらで寝ていたとか、強盗に遭ったとか、強姦されたとか、いろいろです。
けっこう笑えるのが、タクシーのターボメーターで、隠しスイッチを押すと、メーターがターボ仕様になって、料金が、どんどん上がっていくんだそうです。
外国人、とくに観光客ですと、相場がわかりませんから、運転手は、乗客を見て、秘密のスイッチを押すそうです。
空港からのタクシーは、空港使用料で、50バーツがプラスされます。市内まで、だいたい300~400バーツくらいですが、ターボを使われたら、500バーツを超えたりもするようです。
市内だと、乗車拒否も多いですし、外国人に比べて、タイ人は、相場を知っているし、喜ばれないようです。
今日のニュースで、空港にいるタクシーの取り締まりがあって、ターボメーターをつけたタクシーが摘発されたそうです。
昔に比べるとサムロー(三輪車タクシー)が減っていますし、交渉制は変わりませんが、料金はかなり高く感じます。
バンコクでは、近場ですとバイクタクシーを利用する人が多いです。
最近は、地下鉄やBTS(高架鉄道)を利用する人が増え、タクシーの乗客は減っているそうです。
空港からもエアーポートリンクという高架鉄道がありますが、歩く距離が長いし、利用客は少ないようです。