NHKの人気番組「チコちゃんに叱られる!」についてですが、声は、芸人の木村祐一さんで、ボイスチェンジャーを使って、子供の声にしているそうですし、チコちゃんは、着ぐるみに入った人が、動き回って撮影し、CGで合成しているんだそうです。
それはそうと、番組の中で、血液型についてやっていました。
日本人は、血液型占いとか、性格判断が大好きで、50年以上前から、その関係の本は、よく売れているし、友達同士とか、会社内とか、昔は、ハラストメントとかなかったので、冗談でA型の悪口、B型の悪口など言い合っていました。
でも、昔から、そんなものはデタラメだし、B型やAB型に対する差別だと言っている人たちもいました。
A,B,AB,O型の分類は、ドイツ人のラントシュタイナー博士が発見した、赤血球の表面にある糖の違いによる分類法だそうです。
世界的な疫病が大流行した時に、犠牲になった死亡者の血液型に偏りがあって、血液型が違う方が、病気に対して生き残る可能性が増すからだという説もあるそうです。
それで、血液型によって、かかりにくい病気という話題もでてきて、心筋梗塞と認知症になりにくい血液型は、O型だそうで、ノロウィルスに感染しにくい血液型は、B型だそうです。
じゃあ、A型とAB型は?と思うのが自然ですから、ネットで調べてみました。
A型 胃がんリスクは、最も低いO型と比較して約1.2倍高い(2010年/スウェーデン・カロリンスカ大)
B型 膵臓がんリスクが、最も低いO型と比較して約1.7倍高い(2009年/米国立がん研究所)
AB型 脳卒中リスクが、最も低いO型と比較して1.83倍高い(2014年/米・バーモント大)
O型 胃潰瘍リスクが、最も低いA型と比較して1.15倍高い(2017年/医学誌『Journal of Epidemiology』)
こんなのもありました。
A型・・・ノロウイルス等の食中毒、肺炎といった感染症全般に加えて、糖尿病、心筋梗塞もかかりやすい。
O型・・・最も免疫力が高く、がんや心筋梗塞、糖尿病に強い。一方、胃潰瘍にはなりやすい。
B型・・・結核やインフルエンザにかかりやすい。結核は、O型に比べて10%も感染率が高い。
AB型・・・最も免疫力が弱く、梅毒やインフルエンザなどにかかりやすい。
まだまだ、研究が始まったばかりだそうですから、当たるも八卦の占いよりは、少しはまし程度かな?
ちなみに、ゴリラは、B型のみで、チンパンジーが、A型とO型、オランウータンは、人間と同じ4種類だそうです。
猫はA型、B型、AB型の3種類で、O型はいないそうです。A型のネコが多いそうです。きれい好きで几帳面なところはあるかも。