2019年1月17日木曜日

麻酔は怖い

インターネットで、物事を簡単に調べることの出来る時代です。

先日の歯医者で起きた「死ぬかもしれない」体験について、調べてみました。

いろいろと調べた結果、局所麻酔による、いろいろな副作用によるようだとわかりました。


「麻酔の影響で体温の調節能力が一時的ににぶくなるため、寒気やふるえがきたり発熱が起こることがあります。しばらく温めればじょじょにおさまります。」


一番怖いのは、アレルギー反応ですが、その場合には、意識がなくなるとか、呼吸が苦しくなるなど、もっと、激しい症状になるようです。


「アレルギー性ショック症状の場合があります。(アナフィラキシーショック)この場合は、麻酔をした直後から激しい動悸や悪心、嘔吐、意識混濁などの症状が表れます。」



「緊張状態や、麻酔の針を刺された時の疼痛により、脳貧血を起こすことがあります。その症状として、悪心や吐気が起こることがあります。また、アドレナリンによる、血圧・心拍数の上昇により、悪心を起こすこともあります。」


私の場合には、麻酔を注射して、治療が終わった頃に症状が出ました。

最初は、とにかく、寒気と震えでした。それ以外には、意識もはっきりしていました。

少しよくなって、立ち上がって、会計を済ませようと少しだけ歩いたら、また、寒気がぶり返してきました。

そして、低血糖かと思って、砂糖をなめたり、クリニックが用意してくれた甘い飲み物を飲んでも、症状がよくなりませんでした。

もしかしたら、低血圧かと、以前、急激なアレルギーで血圧計で測定できないくらいに血圧が下がって、もう、「死んじゃうのかな」と思った経験もあったので、とりあえず、血圧計を借りて計ったら、低血圧ではなくて、チョー高血圧で、びっくりでした。


「局所麻酔の大部分には、血圧を上げる成分(血管収縮薬)が添加されています。血管収縮薬を加える目的は麻酔効果を強くし、作用時間を延ばすためです。歯科用局所麻酔薬に添加されている血管収縮薬の添加量は少ないため、健康な人にはほぼ無害と考えられています。」



「局所麻酔に使用される麻酔薬の種類はいくつかありますが、使用されることが多いものに「キシロカイン」と言う麻酔薬があります。
この麻酔薬には、麻酔成分(リドカイン塩酸塩)と、血管収縮剤(アドレナリン)が有効成分として含まれています。」


やはり素人ですから、素人診断は、的外れです。

血管が収縮すれば、出血は、減るでしょうけど、血圧は上がりますよね。

今までに、全身麻酔は、胃カメラで1回、胃カメラと大腸内視鏡検査の時に1回、計2回していますが、全く問題なく、寝起きもスッキリでした。

歯の治療では、歯根の治療時や抜歯など、今までに最低でも10回は、局所麻酔の経験がありますが、今までは、全く異常なく終わっています。

医師によって、使う麻酔薬が違う可能性はあると思うけど、いろいろなことが重なった可能性が高いと思います。

このところ、バンコクの大気汚染がひどいなか、歯医者まで地下鉄の駅から歩いたし、歯が痛くて、普段よりも食事量が少なかったし、自分ではわからない、原因もあったのでしょう。

とにかく、なんとか元気になれてよかったですが、体へのダメージは、あったはずで、気のせいもあるのでしょうけど、ずっとだるいです。

大気汚染で霞むバンコク中心街