2019年3月24日日曜日

今日のタイは、投票日

すでに投票ははじまっているそうですが、昨夜、王室管理局は、ラマ10世のお言葉を発表したそうです。

簡単に訳してみました。

*ラマ10世陛下は有権者に「善良な人々」に投票するように促す*

土曜日夕方、国王陛下は、彼の父親である故プミポン国王陛下が過去に行ったスピーチから、「善良な人々」を選んで国を統治させるように促しました。

1989年12月11日にチョンブリ県のワチラウット・ボーイスカウトキャンプで開かれた第6回全国ボーイスカウト集会でのラマ9世陛下の演説から引用し、公布するようにラマ10世陛下が、王室管理局に指示したことを午後4時14分に発表しました。

その時の演説で、プミポン国王陛下は次のように述べました。

一つの大切なことを覚えておいてください。

国の行政に携わる人びとの中には、善良な人びともいれば、そうではない人びともいます。

すべての人びとを善良にすることは、誰にもできません。

この国が平和で秩序ある国であり続けるためには、すべての人びとを善良にすることが出来ない以上、選挙で善良な人びとを選ばなければなりません。

私たちは、善良な人々にこの国を統治させ、悪い人々がトラブルや混乱を引き起こす力を持たないようにしなければなりません。

王室管理局は、ラマ10世陛下が、平和と秩序を守り、国民の苦しみを和らげる義務がある公務員、軍隊および警察を含むすべての役人に、プミポン王陛下が演説で表明された理想を実現することを望んだと述べました。

声明の中で、ラマ10世陛下は国家の安定と国民の気持ちと幸福について憂慮されていたと述べました。

そしてラマ10世陛下は、彼の父親の演説から人々と役人に道徳的支援を示し、人々の団結、安定と幸福をもたらす仕事の指針として人々に使用するよう促されました。

故プミポン国王陛下とシリキット王太后に敬意を払うためにもプミポン国王陛下の言葉に耳を傾けるようにとのラマ10世陛下のお言葉を王室管理局は告示しました。

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国民の多くが、今でもラマ9世を敬愛していることをラマ10世も理解しているのでしょうね。

耳障りのいいことをいっている人たちが、本当にいい人たちなのかってことでしょう。

さて、どんな結果がでるのでしょうか。