歯の矯正のために、矯正装置(ブラケットを歯に接着し、ワイヤーを通すタイプ)を装着しているのですが、いろいろと問題があります。
普段は、そんなに痛みもないですし、違和感もないのですが、モノを噛むと、前歯の部分に痛みを感じます。
矯正装置で歯にテンションがかかっているから、多少の痛みがでることは、事前に聞いています。まあ、この痛みは、我慢できないレベルではありません。
この間の抜歯前の歯の痛みに比べたら、雲泥の差があります。
そして、もう一つの痛みは、ワイヤーの端っこと、ブラケットが、ホッペの裏側にこすれて、痛い時があります。
これも事前に説明を受けていて、痛い時には、その部分にこれをつけてくださいと、蝋のような透明な膏薬のような歯科用のワックスをもらっています。
これを適量、痛みの原因と思われる部分に塗りつけると、痛みを感じなくなります。
ただ、歯磨きをすると取れてしまいますから、痛みを感じるかぎり、何度も繰り返しつける必要があります。
そして、一番面倒なのが、食事のあとのお手入れです。
とにかく、矯正装置をつけていると、食べ物がそこに入り込みやすいのです。ですから、食事や、何かを口にしたあとは、すぐに口を何度もゆすいで、その後、歯磨きをして、またゆすぎ、歯間ブラシで、装着装置の隙間や歯と歯の間をきれいに磨いて、またゆすぎ、最期にマウスウォッシュでゆすいでいます。
ここまで書いて、「ゆすぐ」と「すすぐ」の違いってなんなんだろうと思い検索をしてみました。
ほとんど同じ意味だそうですが、地方によって、使う言葉に違いがあるようです。
うがいでは、「ゆすぐ」ですが、洗濯や皿洗いでは、「すすぐ」です。
皆さんは?
最低でも三食後と寝る前ですし、何かお菓子など食べた時にもしっかりお掃除が必要で、面倒です。
これを怠ると、虫歯や歯周病になる可能性が高いそうです。
これがあれば便利かな?
若い人たちなら、苦労しても、矯正後の人生が長いから、我慢のしがいもあるでしょうけど、がんばって矯正しても、老人は、そのうち歯が抜けてしまうこともあるだろうし、いつまで、歯を健康に保てるかは、わからないです。
インプラントなんかでも、せっかく高いお金を出して治療しても、そのあと1年で死んじゃったとか、世の中には、あるんじゃないかと思います。
治療一般に言えることですが、治療をしたあとの人生が、どの程度快適で、どれだけ生き長らえるのかも、しっかり考えるべきかもね。
大手術をして、寝たきりで、不自由な余生というのと、手術しないで、死んじゃうのとでは、大きな賭かもね。
もちろん、ほとんどの人は、手術や治療が大成功で、その後、快適に長生きと思うから、つらい手術も治療も我慢するのでしょうけどね。
人生、何事も、終わってみないとわからないことが多いです。だから、困った時の神頼みです。
普段から信心深いからといって、いい結果で終わるとも限らないのも人生ですよね。