2019年4月21日日曜日

猛暑の話題

とにかく暑いんです。

日本でも最高気温を記録するのは、岐阜県の多治見とか、内陸部が多いですが、タイでも、北部とか西部が暑いことで有名です。

家の中にいては、もう我慢できないと、近くに川や湖や池があれば、水浴びですが、一番いいのは、冷房のよく効いたスーパーとかショッピングセンターで、どこもすごい人出のようです。

暑いのは、当然人間だけではないわけで、飼っている牛が熱中症で死んでしまった人が泣いているニュースがありました。

子供を産んだばかりだったそうで、やはり体力がない人から暑さの犠牲になるようです。

また、最近、タイの家畜も海外の品種との交配で生まれた子供が多く、暑さに弱いんだそうです。

人間でもタイ人に比べると日本人は、暑さに弱い気がします。

今は、タイ人も食生活の変化で、肥満が多いですが、昔のタイ人は、皮下脂肪がとても薄くて、腕の皮膚を引っ張っても、ただ皮だけでした。

タイでも酒好きは多いので、嬉しいといって飲み、悲しいからと飲み、寒いからと飲み、暑い日も飲むといわれていますが、暑くてやってられないとやけ酒を飲んだ30代の男が、死んでいるのが見付かったそうです。

お酒を飲むと脱水で熱中症になりやすいので注意が必要ですね。

そして、この猛暑で、熱風の嵐が吹き荒れることがあるそうです。

突然の突風で、屋根を吹き飛ばされる農家が多くなっているそうです。こんな直射日光がすごいときに屋根がなくなったら悲劇です。

そして、当然ですが、こんな猛暑が続くと、水不足も心配で、すでに北部のパヤオでは、断水の地区もでているそうです。

自分の井戸がある人だけは、大丈夫なようで、これからの時代には、再び、自分の井戸を持つ時代に戻るかも。

井戸水は、夏は冷たく、冬は暖かいといわれ、昔は井戸にスイカを入れて冷やしたものでした。

うちの父は創意工夫の人で、まだクーラーが普及する前、どこかから小型トラックのラジエターをもらってきて、それに井戸水を通して、後ろに扇風機を置いて、部屋を冷やしていました。

寒いくらい冷えました。

そこまでは出来ないから、足元にタライを置いて、冷凍庫で凍らせたペットボトルを置き、その上で、USB電源の小型扇風機を置き、太もものあたりに風を当てていますが、これでも、エアコンをつけなくても涼しくなります。

この時期のバンコクの水道からは、温水がでてきますから、シャワーを浴びても、スッキリとはいかないです。