結局、昨日の出頭での嫌疑は、2015年6月に行われた反政府集会で騒乱に関する刑法116条違反と、犯人の隠匿や逃亡を助けた刑法189条違反、そして、当時禁止されていた10人以上の集会に参加した刑法215条違反の3つだそうです。
その3つの罪状に対する無罪である証拠を5月15日までに提出するように言われたそうです。
選管による選挙の最終結果がでるのが5月の9日ですから、この件は、選挙結果がでてからですね。
タクシン派にとっては、タナトーンやピヤブットに来た出頭命令やタクシン支持のテレビ局のコメンテーターに来た出頭命令や学生運動家に来た出頭命令など、すべては、タクシン派への弾圧だと訴えて、これから、集会をする可能性もでてきています。
日本でも、新聞社やテレビ局によって、政府に批判的なところとそうではないところがありますが、タイでも、新聞社やテレビ局によって、タクシン派と反タクシン派に別れていて、わかりやすいです。
タナトーンやピヤブットは、反軍政を訴えて、若者たちから支持されているのですが、実は、タクシンを支持していて、タクシンは、不当な裁判で有罪になったとか、インラックのコメ裁判も不当裁判だと発言しています。
タナトーンの一家は、タクシン政権時代に、スワナプーム空港に関する土地の売買や荷物検査に使う大型スキャナーなどの利権で、タクシンと組んで大儲けしたと囁かれもています。
きれい事を並べてみても、あの品のない顔立ちだけで、お里が知れるのではないかと妄想してしまいます。
自分たちにとって都合の悪い裁判は、不当だと言っているのでしょうけど、あまりにも無理があります。
ピヤブットに関しては、反王制の嫌疑もあるわけで、その件に関しては、有名な女性歌手が、いろいろな過去の発言を収めたビデオなどとともに、彼を訴えています。
ハルタイという40代の歌手で、過去には民主党の党員だったそうです。
何となく、見た感じ肝っ玉母さん的な女性です。