2019年4月18日木曜日

海上国家のお話

このところ、一部のメディアが報道していますが、プーケットの沖合に人工的な浮家を作って、公海上だから、独立国家だと宣言している人たちがいるんだそうです。

自分たちの独立国家を作るとか、子供の頃の夢のひとつですよね。

領海というのは、陸地から12海里(約22.2km)までの範囲で、沿岸国の主権が及ぶ水域なので、それ以上離れているから公海だとの主張のようです。

なんでも、仮想通貨で億万長者になった西洋人で、恋人がタイ人なんだそうです。

まず、今回のアンテナハウスを基本にして、まわりに20軒の浮家を作る計画で、すでに69名が興味を持って問い合わせているようです。

自分たちでTouTubeに映像をアップしています。


この映像は、1から4まで続いています。

でも、タイ政府の考えでは、24海里まではタイ政府の管轄で、200海里まではタイの排他的経済水域なので、この浮家は、違法な建造物であるとの認定のようです。

漁船などの運航にも危険であるといっています。

タイの主権を害する行為は、最高死刑や終身刑だそうで、浮屋には、誰もいなかったので、今、警察は2人の行方を追っているようです。

また、今回の浮家を建造した会社にも手入れが入っていて、会社の登記や納税などに問題がないかと調査しているそうです。