今年のソンクランも終わりましたが、タイは、ものすごい暑さです。
北部のランパーンでは、最高気温が43度を超えたそうです。世界で一番暑かったとか。
バンコクの予想最高気温は、39度だそうです。朝の6時で、すでに31度でした。
昨日から、バンコクでは、ラマ10世の戴冠式の予行演習をやっています。
市内の王宮付近の道路は、通行止めになっています。
儀式の中心になるのは、現ラタナコシン王朝の創始者であるラマ1世が建てたワット・スタットテープワララーム寺院です。
ワット・スタットテープワララーム寺院は、通称ワット・スタットといわれ、ジャイアントスウィングでも有名です。
ここに設けられた特設のひな壇に、タイ全土から集められた白磁の壺に入った聖水を並べるようです。
アユタヤ様式の行列やチャオプラヤ河に王室御座船を浮かべるなど、まるで映画のような儀式になるようです。
このような儀式といえば、 2016年10月13日に亡くなられたラマ9世の葬儀の時の儀式ですが、あの時には、重要な王室の旗を持つ兵士が、熱中症で倒れる姿が、全国ネットのテレビで映し出され、あとから、きついお叱りを受けたと噂されていました。
今回の演習は、10月の季候とは違い、もっと暑いわけで、兵士たちも命がけだと思います。
これから5月4―6日の本番に向け、いろいろな予行演習が予定されていますので、観光できなかったり、道路規制があったりすることを知っておいた方がいいでしょう。
タイ人の王室愛は、ハンパではないですから、冗談でも、不敬な行為は危険です。
タクシン派も、これからは、行動に気をつけないと、マジやばいことになるかも。