タイは、医療大麻を条件付きで合法化しているのですが、今度は、ランジット大学に医療大麻研究センターがオープンしたそうです。
ランジット大学の学長は、元政治家で医師でもあります。
大学の研究者らは、癌または多発性硬化症の患者が苦しんでいる痛みを和らげるために経口マリファナスプレーを発表しています。
新未来党の党首タナトーンの立候補資格問題ですが、メディアの株を所有している人は、立候補できないという決まりがあって、タナトーンが、メディアの株を母親に譲渡した時期に注目が集まっているわけですが、1月8日に譲渡したとして、証拠はこれこれだと言っています。
その証拠というのを昨日党書記長のピヤブットが、タナトーンは、7日に東北タイのスリンで遊説をしたあとブリラムに泊まり、翌日8日の午前中に立候補予定者の応援のための演説をして、午後からバンコクにマイクロバスで戻ったと説明しました。
そして、証拠として、途中の有料道路の通行時間やバンコク到着時間を提示したのですが、isaraニュースという所の記者が、実際に、GPSなどの情報を基に、逆算したところ、ブリラムからバンコクまでは、約400キロあって、通常の運転では5~6時間かかるので、ピヤブットの説明には無理があると言ったわけです。
そしたら、ピヤブットは、今日、タナトーンがブリラムをでたのは、朝の10時ごろだと昨日の発言を無視して、コロリと発言を変えました。
一度嘘をつくと、嘘を吐き続けなければならないわけで、それが出来る人には、政治家としての素質があるとも言われています。
タナトーンは、現在、バックにいる人たちと会っているのか、オランダに行っているそうです。
最後にタクシンの話題ですが、タクシンの出廷なしで、タクシンによるミャンマーへの通信衛星にからむ汚職の件で、タクシンに懲役3年の有罪判決が下っています。
すでに、土地にからむ不正で、懲役2年の有罪判決が下り、国外に逃亡しているわけですが、まだ、他にも5つの裁判を抱えているのだそうです。
最近でた法律では、懲役刑から国外に逃げている人は、住民票に名前を載せられないということになり、タイ人としての権利も、いろいろと制限されるようです。
選挙の件もありますが、タイの政治は、これからどうなっていくのでしょうね。
微笑みの国であり続けて欲しいですし、平和であって欲しいです。