そんな中、新未来党のタナトーン党首は、得意のFCCで(外人記者クラブ)でスピーチをしていました。
タイのFCCは、以前はデュシタニホテルの最上階で会議をしていましたが、今は、チットロムのManeeya Centerにあるようです。
タクシン派の戦略では、欧米から支持されている民主主義を求める政党というのが好きです。腹の中では軽蔑されているのかも知れないのにね。
そのスピーチの中で、新未来党の財政についての質問にタナトーンが答えたわけですが、タナトーン個人が、新未来党に対して、1億500万バーツから1億1000万バーツの資金を貸しているとの発言がありました。
以前の発言では、9000万バーツを貸しているとのことでしたし、新未来党の広報の説明では、2.5億をタナトーンから有利子で借りているとの発言もありました。
その矛盾を質問された広報は、以前の発言は、大まかな話で、やましいことはないから、詳細はウェブサイトで見てくださいとのことだったそうです。
それで、記者が、ウェブサイトを見て、いろいろと調べたのですが、そんな説明はどこにもなかったそうです。
その場を繕う嘘が多いですね。
個人および法人が、政党に対して寄付できる金額は法律で規制されているそうで、その金額は1000万バーツだそうです。貸した金の場合はどうなるのかとか、有利子なら、利率はどうなのかとか、突っ込みどころはいろいろとあるそうです。
メディアの株を持っていた件でも、いろいろな嘘がばれましたし、結果として、憲法裁判所の最終決定を待っているわけですが、最近のタナトーンは、株の譲渡に関することには一切触れず、すでに下院議員に選ばれたので、選管に自分に対する議員資格云々をいう権利はすでに無いということしか言っていません。
要するに、暗に株の譲渡に関しての嘘を認めているわけですね。
もう一つの嘘は、先日の発言で、国民国家の力党がタナトーンの母親に電話をしてきて、新未来党の中から、当選議員20名を国民国家の力党に回してくれたら、タナトーンの議員資格に対する訴えを取り下げるといったということです。
もしも事実なら、接触してきた人の名前を公表すべきだとの記者からの質問には、いまだ、何も答えていません。こちらも、嘘だった可能性があります。
CドライブのHDDにエラーが出たので、
そろそろ寿命かも知れないと怯えています。