エアコンのカバーが壊れたというので、調べてみたら、前面カバーの開閉用のヒンジ(?)の右側が折れてしまっていました。
電化製品のプラスティックは、老朽化したりして、時々折れたりします。特に開閉部分は。
こちらが、折れていない左側の方で、'カバーにくっついている部分の断面がかなり狭いようですから、折れやすいのでしょう。本来は、もう少し補強しておくべきだと思います。
で、私の得意ワザ、瞬間接着剤とティッシュの登場です。
手前のはゼリータイプで、後ろのボトルは液体タイプです。ゼリータイプで折れた部分とカバー部分とを簡単に接着して、位置を調整します。
それから、ティッシュを必要な大きさに切って畳み、接着する部分の直角に合わせて、そこに液体タイプの瞬間接着剤を注入します。
それを4面に施します。接着部分が浮き上がらないように、竹串を使って、少し圧をかけます。
ここまで来たら、折れた部分を持って、強度を確認しますが、かなりしっかりとくっついています。
最後にホットボンドで、全体に防水加工というか、水分で接着部分が剥がれないようにしました。
あとは、本体にカバーを取り付けるだけです。
この写真の右側上部にある穴が、カバーのヒンジ部分がはめ込まれる部分です。
位置を合わせてはめ込んでみたら、問題なくはまりましたが、カバーを閉じようと下側に下ろしたら、カバーを閉じた状態で止めておく事が出来ずに、少し浮いた状態になってしまいました。
ちょっとわかりにくいですが、本来は、下の写真のようになるべきなんです。
要するに、接着した部分が、肉厚になっているから、閉じたときに、その部分が邪魔して、しっかり閉じないわけです。
一応、カッターを使って、少し肉厚部分を削ってみましたが、あんまり削りすぎたら、強度に影響しますから、加減が難しく、理想通りではなく、わずかに浮いた状態のままです。
スイッチを入れてみたところ、別にガタガタ音もせず、少し使い続けて異常がなければ、OKじゃないかと思っています。
どうしてもダメなら、スペアパーツを探してみます。
** 瞬間接着剤とティッシュの組み合わせは、プラスティックだけでなく、いろいろなところで効果がありますが、ものすごく熱が出るし、煙や有毒ガスの出る可能性もあるので、もしも、これを見てやってみるときには、あくまでも自己責任で願います。
それから、万が一目に入ると、ものすごく危険ですから、十分に気をつけてください。