先日、白人女性3人を乗せたサムローが、法外な料金を請求された話題がありましたが、ついにサムローのナンバーと運転手の名前がわかったそうです。
警察によると、運転手の運転免許証は、有効期限が切れて10年になるそうで、とんでもない運転手であることがわかりました。
そして、彼の運転していたサムローも、登録が6年前で切れたままだったそうです。
タイには、そういった車も運転手もけっこういます。最近はなくなったようですが、昔は、永久ライセンスというのがあって、一度取得すれば一生使えるという免許証で、一部の人は、ツテを通してお金で手に入れていたそうです。
車やバイクのナンバーですが、必死で擦って文字が見えにくくしたり、上の方向に折り曲げて、後ろから文字が見えにくくするなど、悪知恵を働かせています。
タイも高齢化社会になってきていますが、銀行のATMカードに暗証番号を書き留めていたりする高齢者もいるわけで、落としただけで、簡単に引き落とされてしまいます。
先月23日に老婦人が、ATMカードを落としてしまい、気が付いたのは25日だったそうで、すぐに銀行に連絡して口座を凍結してもらったんだそうですが、時すでに遅しで、口座にあった必死で貯めてきた15万バーツ(約50万円)が、すでに引き落とされたあとだったそうです。
ATMには監視カメラが付いているので、すでに顔写真とか引き出された場所はわかっていますが、いまだ捕まっていないそうです。写真からすると60歳前後の男性のようです。
タイの医療費も、日本人がお世話になるような病院ですと、もうかなりの金額がかかりますが、タイ人にとっても、医療費が高いと問題になっています。
特に問題になっているのが、病院で処方されるお薬の金額で、はっきり言ってボッタクリレベルの所もあるそうで、親切な医師だと、処方箋を書いてくれて、それで、市内の薬局で買えばいいと言ってくれます。
そんなわけで、今回、政府が、薬のデータベースを作り、3800のお薬の価格をネットから検索出来るようにする計画だそうです。
入院費なんかもバカ高いですよね。
アユタヤなんかが有名なんだそうですが、ローティー・サイマイというお菓子がありますが、ローティーというのは、インドのクレープみたいなモノで、コンデンスミルクとか卵とかお砂糖とかをまいて食べるのが基本です。
サイマイというのは、「絹の糸」という意味で、お砂糖と小麦粉などを混ぜてねって、ものすごく細くした糸状のものをローティーにまいて食べるお菓子です。
そのローティー・サイマイに基準を超える防腐剤や着色料が含まれていると問題になっています。
タイの衛生基準は、規則はそれなりにあっても、取り締まりがゆるく、危険なモノもいっぱいあります。
タイ料理とかタイのデザートなども日本人の間ではブームですが、一応、すべてが衛生基準を満たしているモノではないというのがタイの常識だと知っておいた方がいいと思います。