タクシン支持者たちは、タクシンこそがタイの近代化を成し遂げた指導者と言いますが、実際には、プレームの時代にタイは大発展をしています。
首相にいた1980年3月3日 - 1988年8月4日には、暗殺未遂とかクーデターもあったけど、外国企業の投資規制を緩和するなどして日本からの投資をはじめ、タイは、大いに発展しました。
自身の内閣の閣僚にテクノクラートといわれる官僚、政党人、民間人を起用したことなどから、この間の政治は「半分の民主主義」といわれました。
プレーム元首相は、男色家とも言われていて、生涯独身で、ボクシング選手などのスポーツ選手を応援していました。
ラマ9世の信頼も厚く、枢密院議長として、タクシン派にも睨みを利かせていたので、赤シャツをはじめタクシン派からは、嫌われていました。
80年代のタイは、本当に明るい時代でした。
ラマ9世時代の人びとがだんだんとあの世に去って行きます。
お疲れさまでした。