プレーム元首相が亡くなったわけですが、プレーム元首相を多くの人びとが、親しみをこめてパー・プレームと呼んでいました。
パーというタイ語は、パパという意味で、親しみをこめて使われます。
パーというタイ語を覚えると、タイ語が一挙に上達するそうです。
プレーム元首相は、若い頃から、部下とか若い人たちと話すときに、語尾にルーク(子供)というタイ語をつけるクセがあって、ルークと言われた人たちが、パーと言い始めたんだそうです。
タイの母親など、子供と話すときに、語尾にルークとよく言っています。
父親のように尊敬する人物に対しても、このパーを使うことが多く、例えば、ラマ10世であっても、プレームのことをパーと呼んでいました。
プレームに対する態度で、タイ人の思想的なことがよくわかります。
プレームは、親王制、親軍政の象徴的な人物だととらえられているので、タクシン派や赤シャツからは、かなり嫌われています。
赤シャツテレビとも言われるVoice TVなど、プレームの死去に対しては、ほぼ無視に近い感じです。
タイ政府としては、公官庁は、半旗を7日間続けます。
日本政府も、それなりの立場の人から、弔電を送ったのかなあ?