世界中、どこでも観光客や外国人は、ボッタクリの被害に遇う可能性がありますが、東南アジアは、ボッタクリの多いことでも有名です。
タイですと、古典的なのが、宝石のボッタクリとか、テーラーでの仕立て服ボッタクリ、ターボメーター付きタクシーのボッタクリなどですが、他にもいろいろとあって、まあ、才能あるなあと感心します。
宝石のボッタクリは、チームプレーもあって、王宮近くで外国人に話しかける係が、今日は臨時のお休みで、中を見られないから、もっといいところを紹介するとかいって、サムローを紹介し、サムローが、宝石店に案内するんだとか。
そこでは、ここで買った宝石を持ち帰れば、10倍で売れるとか、いい加減な話をして、宝石を売りつけるのだそうです。
タクシーのターボメーターなど、相場を知らなければ、まさか、タクシーメーターがターボ仕様で、ぐるぐる回るなどと、ほとんどの外国人は考えないわけで、2倍3倍の料金を支払うことになります。
ニュースで言っていたのは、白人の観光客が、どんなに高くても100バーツくらいで行けるところをサムローで行ったところ、500バーツ請求されたそうで、高いと思ったけど、仕方なく500バーツ支払ったところ、違うよ違う、1人500バーツだとのたまったそうです。
3人で1500バーツも払ったら、バンコクから200キロ以上離れたパタヤビーチまでエアコン付きのタクシーで行けます。
ボッタクリとかひったくりは、バンコクでは日常茶飯事ですが、最近、ラマ10世の戴冠に関する恩赦で、多くの囚人たちが自由になったそうですし、来月3日には、王妃のお誕生日の恩赦もあるそうで、ますます、犯罪が増えそうな悪寒です。