明日が王妃のお誕生日で祝日になっているから、タイは、3連休のまっただ中です。
今の予定では、水曜日の5日に首相が指名されるかどうかに注目が集まっています。
今のところ、民主党が、どうするのかが決まっていないわけですが、たとえ民主党やタイ威信党が、プラユットに投票しなくても、上院250名を握っているプラユットが首相に指名されるだろうことは、既定路線のようです。
もちろん、今後の議会運営を考えれば、下院でタクシン派を上回る議席を確保できた方がいいのですが、民主党もタイ威信党も与党に入って、少しでも美味しいポストを得る方がいいわけで、最終的には、全員でなくとも、多くの議員が、プラユットに投票するのではないかと思います。
プラユットには、まだ、議会の解散権も持っているわけで、選挙のやり直しは、どの政党にとってもお金も掛かるし、特に民主党には、逆風が吹き続いているから、まあ、長いものには巻かれると思います。
新未来党にしても、プラユットが追い詰められたら、今度は、タナトーンの議員資格剥奪だけでなく、新未来党への解党命令だって、可能性はゼロではないでしょう。
そんなわけで、まあ、水曜日に素直にプラユットが指名されるかどうかはわからないけど、プラユットに首相になる資格があるかなど、いろいろな追求が議会であったにしても、とにかくプラユット首相が誕生するでしょうね。
その現実をしっかり見つめたら、民主党やタイ威信党だけでなく、野党側からも、裏切り者が出てもおかしくないような気がします。
問題は、議長を務める民主党のチュワンのさじ加減じゃないかと思いますね。
チュワンが、どちらに立った議事進行をするのかで、大きな違いも出るかも知れません。
5日には、キリンカップのサッカーもあるから、それも楽しみです。