2019年7月12日金曜日

タピオカミルクティーについて

台湾発のタピオカミルクティーは、90年代からアジアの多くの国で流行しましたが、その後、しばらく話題になることもなかったのに、昨年あたりから再び大流行しているそうです。

ミルクティーの中に真珠のような丸いタピオカが入っていて、女性に人気だそうです。バンコクでは、いたるところにタピオカミルクティーのスタンドが出来てかなり売れているそうです。

以前からこの飲み物に関しては、いろいろな話もあったのですが、タイの消費者団体が調査したところ、25のブランドのうちの23のブランドで、タピオカから防腐剤が見付かったそうです。

そして、大量の砂糖も検出されたそうです。一番少ないブランドで16グラムの砂糖、一番多かったのは、なんと74グラムの砂糖が入っていたそうです。

世界保健機構は、一日に摂取するお砂糖の量を24グラム以下と推奨しています。

上記のサイトには、ブランドごとの詳しい数値も出ています。

一般的に、タイ人は甘い飲み物や食べ物が大好きですから、どんどんエスカレートしたのかも知れません。

日本でもタピオカミルクティーのカロリーについては、500キロカロリーを超えているといった指摘もあったそうで、太りやすいだけでなく、砂糖の取り過ぎは、いろいろな生活習慣病の原因となると警告しています。

タピオカミルクティーのことをタイでは、「チャー・ノム・カイムック」といっていますが、それは、英語のPearl milk teaのタイ語訳です。

タイ料理にも、お砂糖が大量に使われているものがありますし、タイでの暮らしは、いかに砂糖の摂取をひかえるかで、将来生活習慣病になるかどうかの戦いかもね。

緑茶にもお砂糖を入れるほど砂糖大好きなタイ人が多いです。