バンコクもきれいになったと思いますが、ゴミのポイ捨ても多いです。得に、空き地があれば、そこがゴミ捨て場になります。
ベトナム戦争が終わるまでのバンコクは、口の悪い人たちに、「東洋の掃き溜め」といわれるくらい、街中にゴミがあふれていました。
その後、政府やバンコクの努力で、少なくとも主要道路や歩道には、ゴミがかなり少なくなっています。
バンコクには屋台が多く、今でも残飯とか廃油とかゴミを排水口に捨てています。
昔は、川沿いの昔ながらの木造の家に行くと、トイレも、川にポトリでしたし、料理や食事の余り物とか、床の木の隙間にどんどん捨てていました。
運河とかどぶ川には、とんでもなくゴミの多いところもあります。
田舎の方だと、床下で豚とかニワトリが飼われていて、人間の排泄物も食物連鎖の中に取り込まれていました。
屋台などでは、お持ち帰りの時には、料理も飲み物もビニール袋に入れられて渡されます。飲み物には、ストローが入っているし、カットフルーツなどもビニール袋に入れられて、竹串が入っています。
タイ人は、かなり歩きながら飲み物を飲んだり、食べ物を食べたりするのが好きです。食べ終わると、竹串とかビニール袋を道ばたにゴミ箱があればそこに捨てるし、ないときは、目立たないところに捨てたりします。
お菓子の袋とかアイスコーヒーやタピオカミルクティーのコップなども捨てる人が多いです。
日本人は、お店での立ち食いはあっても歩きながらの飲み食いは少なかったはずですが、いつの間にか、外国の悪習が入ってきて、今では、かなり普通になってしまったようです。
衛生とかいっているのに、気にしないようです。
歩きながらの飲み食いは、必ずゴミの問題もあるわけで、最近は、それも注目されているようです。
SNSに載せるために、食べ物や飲み物も映えル写真のための小道具化しているから、写真が撮り終われば、もう必要ないからと捨てちゃうようです。
テレビで、◯◯が流行っているといえば、それに飛びつく人たちが、ポイ捨てをするようです。
ゴミ問題は、もう世界全体の問題で、みんなで考えて、みんなで出来ることからはじめるべきですが、レジ袋やポリ袋なども、生活の中に入り込んでしまっているから、なければ不便です。