4年ほど前、昔のフィルムカメラにはまって、ヤッフーのオークションサイトで、いろいろと落札したことがありました。
フィルムカメラといえば、ライカですし、ハッセルブラッドだし、日本製だとニコンとかペンタックスが有名です。
中古ですと、手の届く価格でゲットできることもあります。
もちろん、昔から、ネットオークションには、詐欺まがいもあって、実際に手元に届かないと、どんな状態なのかわからないわけですから、リスクはあります。
例えばライカのレンジファインダーですと、こんな感じででています。
信頼できる人ですと、細かな情報も書き込んでくれていますが、デタラメな人もいるわけです。
シャッターが設定通りに切れるかどうか、距離や露出は正しく動くのかとか、中には、フィルムを巻き取れないモノもあります。レンズは、写真では状態がわからないです。
出品者の評価を見る事は出来ますが、あくまでも目安でしかないです。
結局、説明の文章や写真などから、自分の勘を働かせる以外無いです。
中国人などですと、日本語の文章がおかしいこともあります。
昔は、出品者の祖父とか父親の遺品など掘り出し物も多かったそうですが、今は、かなり難しいのではないかと思います。
リサイクル業者の中にも、信頼できる人はいます。でも、今は、みんな相場価格を知っていますから、いいものはやっぱり高いです。
私は、お金もないし、一品狙いよりも、ガラクタの中から宝物とまではいかないまでも、まあまあのモノを探すのが好きです。
ジャンクの出品者もたくさんいます。
問題は、日本からバンコクに送ってもらうわけで、その重量です。
船便でも1箱30キロまでで、昔のフィルムカメラは金属製で、かなり重いので、1台でも1キロ以上という感じです。
バンコクの場合には、チェンワタナにある郵便物センターに取りに行くわけですが、ほとんどの場合には、中身をカウンターでチェックされます。
見るからに中古というか、ゴミみたいなので、関税は高くはないです。
でも、最近は、どうなっているのかまではわからないです。
航空便ですと、最寄りの郵便局まで取りに行く場合と、運がいいと、家まで届くときもあります。関税を払いに来いという書類が届くと青ざめます。
でも、段ボール箱の中から、カメラを取りだし、チェックするときには、にやけてしまいます。
メチャクチャ汚いものあるし、カビとかサビとか、素手では触りたくないモノもあります。
でも、クリーナーで磨けば、驚くほどきれいになります。
そして、機能が動くかどうかなどをチェックしたり、ネットで、細かなスペックなどを調べたり、まあ、至福な時なわけです。
電池を使うタイプですと液漏れなど、なかなか強敵が多いですが、電池を使う以前のタイプだと、機械式で、機械いじりが好きなら、なんとか修理出来たりもします。
電池は、すでに生産されていないタイプもあるので、それを今手に入る電池で代用させる方法とかもネットにはあるので、本当に助かりました。
レンズのカビやくもりを取るのは、素人には難しいです。一眼レフのカメラに入っているプリズムのカビも、素人には、ほぼ無理です。