小池百合子・東京都知事は最近、「アウフヘーベン」という言葉を多用する。衆院選に向けた新党結成でも、築地か豊洲かで揺れた市場移転問題でも「アウフヘーベン」しているらしい。それって何?
「アウフヘーベン」懐かしい言葉です。
今もあるのかどうかわからないですが、昔は、高校に「倫理・社会」という教科がありました。
勉強は嫌いでしたが、この教科は、なぜか楽しくて、先生の話をよく聞いていました。
「テーゼ」とそれに対する「アンチテーゼ」があって、その2つを「アウフヘーベン」することで「ジンテーゼ」となり、それが重要だという話は、今でもよく覚えています。
「テーゼ」とは、定立のこと。(初めに)立てられた命題。正・反・合の、正。ドイツ語のThese
反がアンチテーゼでドイツ語のAntithese
合がジンテーゼでドイツ語のSynthese
アウフヘーベンが止揚でドイツ語のaufheben
これらは、ドイツの哲学者であるヘーゲルが弁証法の中で提唱した概念なんだそうです。
最近は、なんでも「白か黒か」、「全か無か」といった2極端が好きですが、その2つの中から、もっといいものを求めて、探していくことが重要ではないかということと理解します。
求めるべきは、右翼でもなく左翼でもない、愛国リベラルといったところでしょうか。
東京都知事といえば、ものすごい権力とものすごい予算を持つ地位なわけで、山本太郎が狙っているとか、怖いですね。
彼をはじめ野党を支持している団体名をマスゴミは、表に出して欲しいですね。
海外の恐ろしい団体がいるようで、気味が悪いです。