日本では、時々芸能人などが大麻所持で逮捕されていますが、タイでも、大麻所持も吸引も違法で逮捕されます。
ただ、医療大麻は、合法化されて、一部の医療機関で医師の処方で手に入るらしいです。
11月6日、プロスノーボーダー・国母和宏容疑者が、麻薬取締法違反の疑いで逮捕されましたが、海外から大麻ワックスという違法なモノを営利目的で郵送した疑いが持たれているそうです。
世界中で、医療大麻の合法化が広まっている時代で、アメリカでも11の州が嗜好品としての大麻まで合法化しているそうです。
私の世代でも、大麻に関する知識は持っていますが、ITの世界と同じで、大麻の世界もどんどん進歩しているようで、大麻ワックスだなんて知りませんでした。
自分はヨーロッパに滞在経験があるから、ヨーロッパのことを知っているつもりだったというのと同じで、自分が滞在していた時代のことは知っていても、今のヨーロッパのことは知らないわけです。
そうなると、もう自分で実際に行ってみるか、ネットでいろいろと調べてみるかです。
すると、テレビなどで、わかったようなことをいっているコメンテーターが、もはや知ったかオジサンばかりであることがわかってきます。
ネットには、現在の世界の大麻事情がいっぱい出ています。ほんと、驚いちゃいました。若い世代の多くは、そんな大麻に関する映像を見ているんだろうなと思うわけです。
テレビや新聞しか見ない世代がいくら大麻は危険だとかいっても、テレビを見ない世代は、ネットで大麻に関するYouTubeなどを見て、詳しい情報を手にしているわけです。
私は、タバコを吸わないから、電子たばこがタイでは違法だといわれても気にもしていませんでしたが、電子たばこで大麻成分を含んだものを吸うことも出来るのだそうです。
北部タイの山岳地方にいる人たちは、昔からアヘンとか大麻を吸っていたわけで、彼らが、それを吸っているところを見たことがあり、竹でできた大麻吸引用のボングというのも見たことがありました。
アメリカなどの大麻を売っている専門店には、そうした現代のガラス製のボングもいろいろと売られているそうで、その解説をしているユーチューバーもいます。
もしかしたら、日本では、もうかなり大麻が若い世代の間では、広まっているのかも知れません。
昔から、大麻を吸っている人がいれば、少し離れたところからもその独特の匂いがわかりましたが、最近の大麻の改良品の大麻ワックスなどであれば、ニオイもあんまり無いのだそうです。
昔からいわれていることに、アヘンよりも純度の高いヘロインは危険だし、コカの葉よりもコカインが危険で、ようするに自然のモノに比べて、加工されたり純度を高めたモノは危険だといわれていますから、たぶん、大麻ワックスは、大麻に比べると危険ではないかと思います。
危険だ危険だと、議論も研究もしないでいると、気がついた時には、もうどうしようもなく日本中に広まってしまっていることになるかも知れません。
人間の中には、止めろといわれるとやってみたくなる人もいるから、結局、日本も、条件付きで、大麻の解禁もはじまっていくのではないかと思いますね。
もっといろいろな情報を解禁して、お酒と同じように、条件をつけ、安全に大麻と付き合う社会にした方がいいような気もします。
ただし、現在の所、日本でもタイでも、大麻やその加工品を所持したり使用したりすれば逮捕されますから、気をつけてください。
それと、覚醒剤は、世界中で違法ですし、田代容疑者のように、再犯率が異常に高いようです。絶対に手を出してはダメなヤツです。