タイの気候は、猛暑の時期と雨季と普通に暑い時期とがあるといわれていますが、11月から2月までの乾季の普通に暑い時期の中には、1週間とか2週間、涼しい時期もあります。
今年は、12月に入ってから、その涼しい時期がやってきていて、昨日今日は、バンコクでもかなり涼しいです。
今、タイの時間で8時半ですが、まだ気温は20度以下です。最低気温は17度だそうです。
日中でも30度に届かないのではないかと思います。
タイの面積は日本の1.4倍といわれていますが、南北に1,860㎞といわれています。
バンコクは、そのほぼ真ん中に位置していますが、まわりは、ほとんど平地ですから、タイには山がないと思われがちですが、北部には、かなり高い山もあります。
一番高い山は、ドイインタノンという山で2,565 mの高さがあります。
ですから、この時期になると、寒さを求めて、ドイインタノンに行く人たちが増えます。
今朝の気温は2度だったそうで、所によっては霜が見られたそうで、それをスマホで撮影してSNSにアップするのが流行っているそうです。
この時期は、国内でも冬服を着ることが出来るので、オシャレ好きにはたまらないようですが、でも、北部や東北タイの人たちにとっては、やはり、寒くて眠られないから、表でたき火をしながら酒盛りで夜を明かし、昼間寝る人もいるそうです。
タイに限った事ではないですが、タイでは、酒好きは、暑いと言って酒を飲み、寒いといって酒を飲み、悲しいことがあったと酒を飲み、嬉しいことがあったと酒を飲むそうです。
タイの人たちは、基本、冷たいシャワーを浴びるのですが、この時期は、温水器がないと、ちょっと厳しくて、シャワーを浴びない人もいるようです。
北部やミャンマーとの国境近くには、温泉の湧くところもあって、最近は、温泉に入る人も増えているのですが、タイ人は、素っ裸では温泉に浸かりません。
タイは、南北に長いので、南タイの方では、この時期にも雨が降ることが多く、インド洋では、海が荒れる日もあるので、海に出る時には、注意が必要です。
このくらいの気温ですと、エアコンなしでもいられますから、電気代が節約できます。
出来れば、こんな気温が1ヶ月以上続けばいいのにと思うのですが、木曜日くらいから徐々に気温が上がりはじめるとの予報もあります。