昨日1月12日は、以前からの予定通り、タナトーン率いる新未来党主催の「ウィン・ライ・ルン」がバンコクなど各地で行われたようです。
プラユット首相を追い出そうというお題目でのランニング運動です。
参加者は、数千人から1万人強といわれていますが、全体に若い世代が多かったようです。
それに対して、「ドゥーン・チア・ルン」という、プラユット首相を応援するためのウォーキング運動もルンピニ公園で行われたそうで、こちらも1万3千人が参加したようです。
ランニングの方が若い世代だったのに対して、こちらは、中高年が多かったようです。
このところバンコクは、メチャ暑いですし、大気もPM2.5がすごくて、マスクがないと健康によくないといわれていますから、そんなところで走ったら、不健康で、歩きの方が、まだ健康被害は少なそうです。
タクシン派の地盤は、北部と東北部だといわれていますが、タナトーンの新未来党は、北部に力を入れているようです。
東北部は、以前からのタクシンは政党「プアタイ」の地盤です。
「プアタイ」といえば、以前から、内部でもめ事も多いようです。タクシンの妹の派閥とスダラット女史の派閥とか中がよろしくないとの話です。
このところ、警察内部も、空港の生体認識装置に絡む利権争いがあるとか、きな臭い話もあります。
そして21日には、新未来党に解党命令が出るかも知れないですし、いろいろともめ事はありそうです。
今日のニュースでは、ラマ10世陛下が、今までの移動の際の道路完全封鎖をやめて、反対側斜線など一部を開放するようにとの指示を出されたそうで、交通渋滞が少しは、解消されるかも知れません。
いろいろな分野で国民の不満を解決していかないと、タイのもめ事は収まらないと思います。