全国高校サッカー選手権、すごい試合でした。
青森山田が、2点を先取し、このまま優勝かと思った試合でしたが、前半終了前のロスタイムに、静岡学園が1点を返して前半を終わりました。
あの1点があってか、後半になっても、静岡学園が試合を優勢に進め、 後半16分に加納大が同点のゴール、そして後半40分には中谷颯辰が、逆転のゴールを決めて、そのままリードを保って、試合終了。
静岡学園、優勝おめでとう!
体格や身体能力に優れた、ディフェンディング王者の青森山田は、セットプレイで何度もチャンスを作りましたが、静岡学園の個人技による、ドリブルやシュートの方が得点に結びついた試合でした。
青森山田の守備も素晴らしかったですが、後半は少し疲れもあったのかな。
今日の試合を見て、昨日行われたU23の日本チームのだらしなさが情けなかったです。
勝ちに行く姿勢とがむしゃらさが、全く感じられませんでした。他にも、日本にはもっと頑張れる選手がいたと思うのに、あのチームの選手たちのほとんどは、ダメですね。
選手を選んだ監督たちに責任があると思います。
今日の青森山田でも静岡学園でも、U23のチームが試合をしたら負けるのではないかと思います。
昨日の試合は、負けたら、グループステージ敗退の試合なのに、必死さがなかったです。
引き分けでも負けでも、グループステージ敗退なんだから、1-5で負けても1-2で負けても同じなんだと、失点してもそれ以上の得点を目指すのが当然でしょう。
今日の高校サッカーでは、静岡学園の監督が、試合前に、たぶん、青森山田に先制されるだろうけど、いつものサッカーをしていれば3点は取れるから、勝てるはずだと、選手たちに話して、負けていても気にするなといったそうです。
そういった気持ちだから0-2で負けていても、必ず逆転すると、歯を食いしばってゴールに何度も向かって、逆転できたわけです。