タイでは、ICUに入ったら、二度と出てこられない可能性が高いという都市伝説があるそうです。
集中治療室に入る患者は、重篤な患者ですから、病状が悪化して帰らぬ人が出てもおかしくはないわけですが、都市伝説の方は、そういった話ではないそうです。
では、何かと言えば、集中治療室の換気口内部が、ものすごいことになっているという話です。
事実ではないと信じたいですが、カビや細菌やホコリがいっぱいで、室内の空気もかなり汚染されているので、抵抗力の低下している重篤な患者は、感染症になってしまうということらしいです。
で、武漢の感染症のことなんですが、以前からいわれていた、トイレからの感染拡大の可能性が注目されているようです。
新型コロナウイルス、排せつ物介して感染の可能性-急拡大の一因か
今日の岩田医師のビデオ会見でも発言がありましたが、エアゾル感染というのは、空気感染ではなく、クシャミや咳では、ほとんど感染しないそうで、危険なのは、嘔吐物なんだそうです。
あと、岩田先生の話には出ませんでしたが、人間や動物の屎尿が、病原菌の巣窟であることは有名な話で、当然、トイレからの感染の可能性はあるわけです。
感染者の数字を見ていて不思議だったのが、シンガポールや香港の感染者が他の国に比べると、異常に多いわけです。
シンガポールや香港や武漢やクルーズ船の共通点といえば、そう、高層ビルなわけです。
シンガポールや香港は、異常に寒いエアコンの設定もあって、温暖な国でも寒いところが多いこともありますね。
そういえば、こんなニュースもありました。
香港のアパートの排気管に新型コロナウィルスが侵入か? 住民100人余りが緊急避難
密閉された空間と聞くと、空気のことばかり考えますが、他にも、水道や下水のこともあるわけです。
下水管がどうつながっているのか、そこからの感染の可能性も考えるべきで、調査する必要があるでしょうね。
もちろん、部屋にどこから空気が来ているのかも重要ですし、トイレの水は、どうやって流れていくのか、他の部屋との関係も知りたいところです。
そう考えると、危険なのは、高層ビル内のトイレや公衆トイレで、便器の蓋は、常に閉めておくとか、トイレの消毒を頻繁に行うとか、そういった情報を流して欲しいですよね。
なんか、まだまだ知らされていない情報がありそうですね。