2020年3月13日金曜日

アーユルヴェーダ

アーユルヴェーダという言葉も、今では、多くの人に
知られていますが、今から20年くらい前までは、
ほとんど知られていませんでした。

タイとかバリ島とかでトラディショナルマッサージが、
流行してきて、そのマッサージの大本は、インドの
アーユルヴェーダであると知られるようになりました。

アーユルヴェーダというのは、サンスクリット語の
アーユス(Ayus/生命)ヴェーダ(Veda/知恵)の
組み合わさった言葉だそうです。

人間の身体には、生命の源や身体中をめぐる気の流れが
あって、その流れが乱れると病気になるという理屈です。

その気の乱れをマッサージなどで整えるというわけです。

私は、中学生の頃、なぜか、ヨガに興味を持って、
ヨガの本を買って読みました。

その中で基本の呼吸法プラナヤマだけは、必死で練習をしました。

丹田に意識を置いて、胸をいっぱいに開き、徐々にお腹に
息を吸い込み、静かにゆっくりと深く息を吸っていって、
身体中に息が満ちたら、息を止める。

そして、今度は、逆に息を静かに長く吐き出していくわけです。

それを繰り返すことで、身体中にエネルギーが満ち満ちる
ということです。

ヨガだけでなく、気功でも禅でも、基本はたぶん、
この呼吸法だと思います。

その後、特にヨガの勉強をしたわけでもないし、間違って
いるのかもしれませんが、自分なりのプラナヤマは、
時々思い出してはやっています。

で、台湾のお医者様が、武漢肺炎に感染しているか
どうかの自己診断法というのを発信したそうで、
ネットで読みましたが、ゆっくりと肺に息を吸い込んで
いっぱいにして、そのまま呼吸を静かに止めることが、
10秒以上できれば、自分の肺は健全であるということ
で、肺に異常があれば、10秒も息を止めていられない
とのことです。

風邪やインフルエンザや肺炎があれば、咳き込んだり、
苦しくなったりするそうですから、興味があれば、自己責任で、
空気のきれいなところで無理をしないでやってください。
何が起きても、責任はとれませんのであしからず。

この神社の境内にある松の木の所で
一人プラナヤマの練習をしていました。