2020年6月20日土曜日

6月24日ってなんの日

世界中で自称リベラルたちが騒いでいます。

あのアメリカの黒人の死から、黒人差別に反対と、多くの人たちが叫び、Black Lives Matter運動が広がっていますが、多くは便乗して暴れたい人たちに見えます。

真剣に問題と取り組んでいる人たちは、暴れないと思う。

アメリカでも、混乱の裏には、大統領選がらみで、民主党が暗躍しているとか、民主党に勝たせたいソロスや中国が資金を出しているとか、まあ、いろいろな話はあるわけです。

日本でもやっていますが、ピンぼけで、安倍批判に利用したい人たちがほとんどに見えます。

Black Lives Matterもやり過ぎたら、他の民族に対する差別になるわけで、All Lives Matterにしないとダメですよね。

新型コロナウィルスで、デモや集会が出来なかったので、反政府陣営としてはストレスがたまっているのでしょうけど、デモや集会をしたことで、また集団感染が増えているとのことです。

タイでも、反政府側の人たちは、集会が出来なかったので、ネットで、いろいろとやっていましたが、ついに今日から、集会が解禁のようです。

大使館からのメールによれば

インターネット上の情報によれば,6月20日,以下の日時・場所において,今月4日にカンボジアのプノンペンにおいて発生した,不敬罪容疑で亡命中であったタイ人のワンチャルム氏の拉致容疑事案への抗議を意図した,反政府系グループによる政治集会が呼びかけられています。
                          
日時:6月20日(土)17時頃から
場所:バンコク芸術文化センター(Bangkok Art and Culture Centre)前スカイウォーク

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このワンチャルム氏が消息不明になっている件では、ネット上で、タイ政府による拉致ではないかとの疑惑も流れていて、すでに殺されているのではないかともいわれています。

この件に関して10日ほど前に書いていますので、興味があれば読んでください。

元新未来党のRangsiman Rome下院議員が、この件に関して国会で質問したそうです。

タナトーンやピヤブットが、公民権停止中の現在、残っている中では、Rangsiman Romeが、生え抜きの反政府活動家です。

タイの政治に関しては、元ロイターの記者のアンドリューが、いろいろと書いていますが、彼によれば、活動家のParit “Penguin” ChiwarakとかPiyarat “Toto” Chongthepとか、弁護士のAnon Namphaが政府から目をつけられているそうです。

ラマ9世の時代から、タイでは不敬罪で逮捕されるタイ人や日本人を含む外国人がいたわけですが、直接国王を誹謗中傷するような人は、だいたいタクシン派の過激派でした。

過激なことを言って、不敬罪で逮捕されそうになると、すぐに国外に逃げ出すのも特徴のようです。

タイの反体制派であり不敬罪から逃げて日本に滞在しているPavin Chachavalpongpun氏は、「1932年に絶対君主制が廃止されて以来、軍は君主制との関係によって政治的支配を強化してきた。2つの機関は相互に依存関係にあり、両者はタイの政治情勢、選挙で選ばれた政府が弱く脆弱なままでいる政治システムを作り出している。」と言っているそうです。

日本なんかでもそうですが、皇室や王室を批判するのは、だいたい左翼ですね。

ラマ10世になってからは、国王に対する批判も過激になっているそうで、国王の滞在するドイツのホテルに行って抗議する人まで出ているそうです。

タイは、1932年の6月24日に、それまでの絶対王制から、立憲君主制に変わっています。

世は、ラマ7世の時代でした。

6月24日の記念日は来週で、その記念日に大きな集会を予定している人たちがいるとの噂もあるそうです。

世界的な反政府運動が起きているから、チャンスだと思うのは理解できますが、まだまだ新型コロナの感染の可能性があるのに、せっかく、ここまで抑えてきているのに、とても心配です。

もしも、集団感染が発生したら、また振り出しに戻り、国を封鎖して、不自由な生活に戻ります。

政治家は、国民のことよりも自分たちの利益でしょうから、怖いですね。

健康と平和が一番です。