昨年までのタイは、とにかく中国さまさまで、中国のおかげで好景気という感じでした。
中国人の観光客の爆買いもあったし、その中には、中国人の不動産投資もあったし、もっと大きな高速鉄道などの巨大事業もありました。
何をしているのかわからないような中国人が街を闊歩しているのを普通に見かけていましたが、今は、あんまり見なくなっています。
下町にもたくさんあった中華料理店も店じまいして、借り手を探している貼り紙もありますし、武漢肺炎の影響は計り知れません。
もともとタイには、中国系タイ人が多いわけですし、政界にも経済界にも中国系タイ人がいっぱいですから、中国としても、いろいろとやりやすいのではないかと思います。
戦後、タイはアメリカの投資でインフラを整備し、その後の日本の投資で工業が成長し、最近は中国の投資で好景気でした。
人食い殺人鬼のレッテルを貼られて60年のシーウィーさん、ようやく火葬を実施
私も昨年、このシーウィーさんについては書いていますので、よろしかったら、読んでみてください。
私の勝手読みですが、もしかしたら、中国からの圧力があったのではと思うわけです。
中国は、チェベットとかウイグルとか法輪功の人たちに対する弾圧や人権蹂躙疑惑があるわけで、中国人には、殺人鬼がいたとか、子供を殺して内蔵を食べたとか、非常にイメージが悪いわけです。
死体博物館は、世界中の人が訪れているわけで、そこに人食い殺人鬼の中国人とかがあったら、困るわけです。
どこの国も、自分の国のイメージアップのために必死なわけです。
日本みたいな自虐的な国は、ほとんどないのではないかと思います。