2020年8月4日火曜日

ノストラダムスの大予言

多くの人間は、いろいろな不安を持っているわけですが、そうした不安が行きすぎると、パニック障害全般性不安障害のような心の病に落ちってしまうこともあるようです。

日本は、バブル経済崩壊後、先の見えない不安を感じる人が多く、そんな時に、『ノストラダムスの大予言』に関する本やテレビ番組が多く登場しました。

社会問題の裏には、陰謀があるとか、陰謀論やユダヤ関係の本も売れた時期でした。

1999年7の月に人類が滅亡するという予言があったと先日6月16日にお亡くなりになった五島勉さんの連作で多くの人が、本当かいな?と思いつつも、大きな話題となりました。

20世紀の終わりで、世紀末だという誰もの心のどこかにある不安をうまく利用し、本を売り、テレビの視聴率を稼ぎ、一部の宗教団体が信者を増やしたとも言われていますが、こうした不安商法は、いつの時代にもあるわけです。

環境破壊とか、原発問題、人種差別やLGBT問題、戦争への不安、新型コロナの不安などなど。

その時が実際に来るまで、本当かどうかわからないわけで、嘘だと断言も出来ないわけです。

もしも、誰かが、新型コロナでも風邪やインフルエンザと同じだと言ってしまえば、これから先、感染者が激増し、多くの生命が奪われたら、どう責任を取るのかと言い出す人が必ず出てきます。

新型コロナは、ウィルスが体内に入ってから2週間しないと感染がわからないこともあるわけで、今は感染者も重傷者も死亡者もそんなに多いわけではないけど、2週間後に激増する可能性があるというわけです。

可能性があるというのは、断言ではないから、嘘ではないわけですが、限りなく断言に近い言い方をするわけで、間違っていたら、謝罪はすべきだと思います。

人びとの不安を煽ったと言っても、いや善意のアドバイスであって、不安を煽るつもりはなかったでおしまいでしょうね。

ある意味、言ったもの勝ちな分野で、うさん臭い人や危ない国やインチキ臭い宗教の得意ワザかもしれません。

こうした人たちに対抗するには、いろいろな意見を調べ、冷静に判断し、無視するしかないかもしれませんね。

公立陶生病院 新型コロナウイルスのNow!

PCR検査は、治療法ではないわけで、ある意味、体温計や血圧計と同じで、異常があるかどうかを調べるだけです。

陽性であっても、なんの症状もなかったり、ちょっとした風邪の症状で、そのまま治ってしまう人が80%以上といわれています。

そんな検査を国民全員にするつもりなのかと思っちゃいます。陽性と出た人をすべて隔離するつもりなのでしょうかね。

恐ろしい医療崩壊は、怖くないのかな?

体調がおかしい人たちを専門医師が診断し、医師の判断でPCR検査をすることのどこが問題なのか意味がわからないです。

医師が要検査と判断した患者に関しては、すべての人が迅速に検査を受けられる体制を整え、その結果陽性だったら隔離して治療ということでしょう。

PCR検査をむやみに増やす必要はないといったら、PCR信者の人たちから、なぜPCRに反対するのかと、部分否定を全体否定と断定して総攻撃するようです。

PCR利権とかワクチン利権とか、いろいろな利権もあるそうで、その利権のために必死で発言している専門家や学者や医師もいるとかいないとか。

もう誰が信用できて、誰が信用できないのか、ネット住民にはわかってきていますが、テレビや新聞しか見ていない人たちは、まだ騙され続けているようです。

不安というのは、本当に苦しいものです。私は、健康に関する不安なあまり鬱になった経験があるし、そこから抜け出すのには、いろいろな人にも迷惑をかけてしまったし、時間もかかりました。

私のように、自分で勝手に不安がるのは本人の問題ですが、テレビなどで社会的影響力のある自称専門家たちが、人びとの不安を煽るのは、許せません。

どうしたら感染を少しでも防げるのかをもっと考えて、発表して欲しいですね。

人混みを避け、人混みではマスクと社会的な距離、頻繁に手洗い。そして、大声で騒がない。自分が感染者だと思って、高齢者や生活習慣病などの人と慎重に接する。

あとは、可能な限り経済を回すしかないと思うけどなあ。