2020年8月4日火曜日

鎖国といえば出島

新型コロナを上手に制御している国々の取っている政策は、徹底的な入国制限と隔離、そして追跡調査ですね。

観光客の入国は原則禁止の国々が多いですし、ビジネスマンやその国の人の家族でも、簡単には入国できないわけです。

早い話、鎖国政策ですね。


鎖国とは、江戸幕府が、キリスト教国(スペインとポルトガル)の人の来航、及び日本人の東南アジア方面への出入国を禁止し、貿易を管理・統制・制限した対外政策であり、ならびに、そこから生まれた日本の孤立状態、外交不在の状態及び、日本を中心とした経済圏を指す。


当時は、キリスト教の布教ということで、日本を植民地化しようとしたり、奴隷貿易をしようとしたりしていた西洋人もいたわけですから、日本人の命を守ろうと幕府は考えたとも言えます。

要するに新型コロナ感染者の可能性が高いかもしれない外国人の入国を厳しく制限し、国内経済で回すという、今のコロナ対策と似ています。

私は、ふと思いついてしまったのは、長崎の出島なんですよね。

今の検疫システムですと、入国するには、いろいろな検査を受けるなどの準備だけでなく、入国後、指定された施設や自宅などで14日間隔離される必要があるわけです。

ビジネスマンや長期滞在者なら、我慢できるでしょうけど、一般の観光客は、そんな14日間も隔離されたあと観光とか無理です。

だから、今のシステムでは、いつまで経っても外国人観光客を入れられません。

だったら、隔離施設ではなくて、もっと広い地域を隔離地域として、新にシステム作りをすべきだと思うわけです。

例えば、北海道のどこかのスキー場を例に取れば、飛行場に着いた海外からの観光客は、そこでPCRなどの検査を受けて、陰性なら、専用車で、そのスキー場のある近くのホテルまで行って、希望する期間スキーを楽しむわけです。

そして、また専用の車で空港まで行って帰国するわけです。

ホテルの従業員やスキー場などで外国人観光客と接する人たちは、長期間そこにある専用の宿舎で生活できる人とします。

要するに外部の一般人とは接触しないから、もしも外国人観光客に感染者が出ても、外部に感染を広める可能性はないわけです。

要するに「陸の出島」ですね。

外国人観光客が好きなところで、「陸の出島」に賛成してくれるところを増やしていけばいいわけです。

あとは、いっそのこと、どこかの無人島を「令和出島」として、ホテルやカジノや土産物店や歓楽街などを作って、そこに観光客をドンドン受け入れちゃいます。

飛行場までは作れないでしょうから、どこか近くの飛行場から専用車と専用フェリーでの移動でしょうね。

タイでやっているように、外国人には10万ドルの健康保険加入義務を課すことも必要ですね。

日本に行けばただで医療を受けられるとか考える外国人ものいるそうですが、それはおかしいです。

決断力のある自治体がドンドンやればいいと思いますし、私のいい加減な思いつきから、もっと現実的なプランに育てていけばいいわけです。

バンコクにあるマスクの自動販売機