タイのバンコクの北にあるバンパインというところで、家族とキャンプに出かけていた間に飼い猫のうちの1匹が家から逃げ出したそうで、家に戻って、必死で探したけれど、見付からなかったそうです。
いろいろと調べてみると、どうも、50メートルくらい離れたところの家に迷い込んでいるところを家の人が見つけたのですが、とにかくフーフーと威嚇して、近づけなかったそうです。
捕まえようとすると引っ掻こうとしたり噛みつこうとするので、困り果てて、タイでは一般的な交通事故とか野生動物の問題に駆けつけてくれる救助隊に連絡して捕獲してもらったそうです。
そして、救助隊の隊員が、捕まえた猫を少し離れている雑木林に逃がしたそうです。
それを聞いた猫の飼い主が、その場所にいってみたら、猫はすでに死んでいたそうで、飼い主が、テレビに出て、対処に問題があったのではないかと訴えていました。
私は、犬も猫も爬虫類や両生類以外は、だいたい好きですし、実際に4匹のネコたちを飼っていますが、世の中には、猫とか犬が嫌いな人もいるわけです。
うちのネコたちも、飼い主がいればたいしてどう猛ではないのですが、もしも危険だと思ったら、暴れるし引っ掻くし噛みつきます。
予防注射などを受けに行くクリニックでも、メチャクチャ暴れるので、シャンプーをしてもらえないですし、どう猛なネコですねといわれたりしますが、家では、そんなこと信じられないくらいかわいいです。
「飼い犬に噛まれる」ということは昔から言われているわけで、犬や猫に噛まれたりして、怖くなった人とか嫌いになった人はいると思います。
犬は、なぜか、自転車とかバイクが嫌いなものもいて、吠えながら追いかけてくることもあって、犬好きでも、かなり怖いです。
老人のボケなんかもそうですが、ボケているところを知っている人と知らない人とでは、全く話があわないわけで、ボケてもいないのに虐待ではないかとかいわれることもあるようです。
今回のネコは、アメリカンショートヘアーだそうで、猫が好きな人だったら、野良猫ではないとすぐにわかるし、飼い主を募集すれば、すぐに見付かると思いますが、猫に興味がない人にとっては、ただの迷惑な迷い野良猫なわけです。
冷静に考えてみれば、ネコが家から出ないようにしっかりと戸締まりをしなかった飼い主に過失があったわけで、家に迷い猫がいると救助隊に連絡した人には全く過失はないと思います。
救助隊員もたぶん、猫好きではないというか、もしかしたら、過去にネコに噛みつかれたり、引っ掻かれた経験があったのかもしれません。
ただ、考えられるのは、捕獲する時などに、ロープで首を強く絞めたとか、内蔵や頭部にダメージを与えるようなことがあって、それが死につながった可能性はあるのかもしれませんが、それを責めることは出来ないと思います。
飼い主のFBには、いろいろな人からの賛否両論や、過激な罵倒などいろいろとあったそうですが、今の世の中、SNSには気をつけないと、逆効果になることもありますよね。
救助隊も、ペットの可能性がある動物を捕まえたら、最低でも2~3日は、保護しておいて、飼い主を探すべきだと思います。
考え方は人それぞれですが、私は、まず人間第1だと思いますし、問題が起きないように、普段から、ペットと付き合い、家から逃げ出さないようにすべきだと思っています。
動物を飼う以上、その動物に関しての責任はあると思います。