アメリカではバイデン新大統領が誕生し、批判する側から批判される側に回った大統領や支持者たちが、これから今まで言ってきたような成果を上げることが出来るかどうか、興味津々です。
とにかく日米関係が今まで以上に友好関係であること、そして世界で新たな戦争や紛争が起きないことを祈ります。
さて、これからの大きな話題はやはり、新型コロナのワクチンでしょうね。
そこで、この間見た宮沢先生のビデオをもう一のメモを取りながら見てみました。
まずPCR検査に関して、先生はあまり意味が無いとの意見でした。なぜなら、陰性であっても、その後感染する可能性はあるわけで、国民全員が3日ごとに検査を受け続けないかぎり、陰性の意味が無いとのことでした。
次に一口でワクチンと言っていますが、ワクチンには大きく分けて2つの流れがあって、古典的なワクチンと新世代ワクチンがあるそうで、まるでお笑いの世界ですね。
先生のお話とネットの情報をまとめました。復習の意味で書いているだけですから流し読みしてください。
*製造過程やワクチンに含まれるモノがアレルギー反応にかかわっているようです。
古典的ワクチン
◉ 生ワクチン(弱毒化されたウイルスや細菌など)
ワクチン接種後しばらくして発熱や発疹などの症状がでる場合があります
弱毒化生ワクチン
• 麻疹ワクチン(CAM等)鶏卵胚細胞で継代して、
弱毒化したウイルス。
• 黄熱ワクチン(17D株)鶏卵で継代して弱毒化。
人の病原体と異なる類似のウイルス/細菌
• BCGワクチン
牛型結核菌(M. Bovis)を弱毒化したもの。
• 痘瘡ワクチン(LC16m8)
ワクシニアウイルス(天然痘ウイルスの近縁のウイルス)
◉不活化ワクチン
[全粒子]不活化ワクチン
ウイルス様粒子(VLP)表面抗原だけを発現した粒子を作成しクチンの抗原にする
• 日本脳炎など
トキソイド
• 破傷風
◉サブユニットワクチン
組換タンパクによるサブユニットワクチン
• インフルエンザワクチン
• B型肝炎ワクチンなど
• シオノギの新型コロナワクチン
◉ウイルス様粒子ワクチン
• HPVワクチンなど
日本で許可されているワクチン
生ワクチン
MR、麻しん、風しん、おたふくかぜ、水痘、黄熱、ロタウイルス、痘瘡、BCG
不活化ワクチン
日本脳炎、インフルエンザ、狂犬病、A型肝炎、B型肝炎、ポリオ、ヒトパピローマウイルス、帯状疱疹、肺炎球菌、インフルエンザ菌b型、髄膜炎菌、DPT、DPT-IPV
トキソイド ワクチン
ジフテリア、破傷風、DT
承認されている混合ワクチン
麻疹・風疹
百日咳・ジフテリア・破傷風
±ポリオ(DPT±IPV)
破傷風・ジフテリア(DT)
新(次)世代ワクチン
◉ウイルスベクターワクチン
•ロシア精神型コロナワクチン Gam-KOVID-Vak 商品名スプートニクV
•ファイザー社のTozinameran
•ファイザー社の「mRNA-1273」
◉抗原提示細胞ワクチン(T細胞を活性化させる細胞を増やすためのワクチン)でがん治療などに使われる
ここで話題のワクチンのおさらい
◉アメリカのファイザー社「mRNA-1273」が日本人に接種される可能性が高い。2回接種
ファイザー製はマイナス70度
◉アメリカのモデルナ製ワクチン 2回接種
モデルナ製はマイナス20度で保管
◉英国アストラゼネカ製のワクチン(ウイルスベクターワクチン)
超低温保存が不要 1~2回接種
◉ロシア精神型コロナワクチン Gam-KOVID-Vak 商品名スプートニクV 2回接種
◉中国の不活化ワクチン「コロナヴァク」
摂氏2~8度という通常の冷蔵庫の温度で保管できる 2回接種
日・アンジェス=DNAワクチン、2回接種
ワクチンを接種すると血液中に抗体ができる
抗体とは、病気の原因となるウイルスや細菌など、免疫反応を引き起こす異物(抗原)が体内に入ってきた際に、攻撃したり体外に排除したりするために作られるタンパク質のこと
抗体には大別してIgM、IgD、IgG、IgA、IgEの5種類
時々耳にするに上がるIgG
血液中で最も多い抗体です。ヒト血清免疫グロブリン(抗体)の70-75%を占めます。危険因子の無毒化、白血球やマクロファージによる抗原・抗体複合体の認識に重要です。胎児には胎盤を介してIgGが供給され、赤ちゃんの免疫が発達するまで子供を守ります。
IgE
ヒト血清免疫グロブリンの0.001%以下と極微量しか存在しません。本来、寄生虫に対する免疫応答のために存在すると考えられていますが、寄生虫感染がまれな地域ではアレルギーに大きく関与しています。
IgM
ABO 式血液型の判定
ここで重要なことは、ワクチン注射は筋肉や皮下への注射ですから、抗体はリンパや血液中にできて、体内に運ばれていきます。
肝臓や腎臓などに感染したウィルスであれば、血液などが直接抗体を患部に運び、ウィルスと戦ってくれます。
しかし、口内とか気道とか肺の表面粘膜だと血中の抗体が直接働いてくれる作用が弱いと予想できるのだそうです。
気管支や肺にあるウィルスと戦うには、口や鼻から噴射するようなワクチンの開発が望まれるのだそうです。
あと、抗体以外にT細胞と言われるキラー細胞があって、ウィルスと戦ってくれますが、ワクチンにはそのT細胞を増やす働きがあるそうです。
ちょっと疲れてきたので、副反応でしめることにします。
ワクチンには副反応がつきもので、接種後、発熱とか注射をうったあとが腫れるとか痛むとか、頭痛などを訴える人もいます。
一番怖いのは、反応が激しく全身性のものをアナフィラキシーと呼び、さらに急速な血圧低下によりショック状態を呈したものをアナフィラキシーショックという。また、この種のアレルギー症状は、早ければ10分前後で現れてくる。
ですから、ワクチン接種後は、しばらく病院にいて1時間ほど様子を見てから帰宅することが望ましいそうです。
病院にいれば、すぐにアドレナリン(エピネフリン)の投与で命の危険は去るそうです。
時間が経ってからアレルギーが現れることもあるそうですが、その場合には、命にかかわることはほとんど考えられないそうです。
そして、以外とわかっていないのが、免疫に関する影響で、ウィルスが感染している細胞に抗体やT細胞が攻撃を仕掛けるときに、やり過ぎちゃうことも可能性はあるそうです。
ウィルスの攻撃ではなくて、ウィルスと戦う自分の抗体やT細胞で自分の細胞が痛めつけられて、重症化することもあるそうです。
DNAワクチンやRNAワクチンは、染色体を操作するので、あとから、予想をもしなかった問題が起きる可能性もないとはいえないとか。
ワクチンを打てば、重症化が防げるというメリットもあるそうですが、だからといって、PCR検査で陰性にならない人もいるし、抗体ができない人もいるそうですし、他人に感染させる可能性はあるそうです。
ワクチンを打つことでかえって感染を全身に広げてしまう「抗体依存性感染増強(ADE)」も研究が必要です。
とにかく、ワクチンにもいろいろな種類があるし、まだまだわかっていないことも多いので、すでにワクチンを接種している国の感染者や死亡者の変や副反応の報告などを見ながら熟考した方がいいでしょうね。
私には専門知識もないですし、宮沢先生の説明をすべて理解できたわけでもありませんので、間違いがあったら、ごめんなさいです。
新型コロナウイルス感染症により亡くなられた方及びその疑いがある方の処置、搬送、葬儀、火葬等に関するガイドライン
最期までお付き合い、ありがとうございました。
マスク50枚で60バーツだって。