2021年2月26日金曜日

大使館からのメール

 ・インターネット上の情報によれば、2月28日、以下の場所において、反政府グループによる政治集会が行われる見込みです。

・集会場所及びその周辺では、治安機関と反政府グループ等による衝突に発展するおそれもあります。

・今後不測の事態に備え、政治集会が行われている現場周辺への不要不急や興味本位での立ち寄りを辞め、ご自身の身の安全を確保してください。なお、万一邦人の被害情報等に接した際は当館に御一報ください。


日時:2月28日(日)15時頃から

場所:戦勝記念塔前(BTS戦勝記念塔駅(Victory Monument Station)近く)、その後第一歩兵近衛連隊基地内のプラユット首相の住居へ移動予定

※集会予定日時・場所は、直前になって急遽変更される可能性もあります。

 


 集会場所周辺では、警察による交通規制や大規模な交通渋滞等も予想されます。

 つきましては、在留邦人及び旅行者の皆様におかれましては、不測の事態に巻き込まれることのないよう、お出かけの際には治安当局からの情報や当館ホームページ等を御参照頂くなど、最新の関連情報の入手に努めるとともに、現場周辺には近づかず、安全確保には十分注意を払って下さい。


(問い合わせ先)

○在タイ日本国大使館領事部

電話:(66-2)207-8500、696-3000

FAX:(66-2)207-8511

所在地: 177 Witthayu Road, Lumphini, Pathum Wan, Bangkok 10330

(ウィタユ通り、ルンピニー警察署とMRTルンピニー駅のほぼ中間)


2021年2月24日水曜日

大使館からのメール 防疫措置の緩和

 ・2月23日、バンコク都は、政府対策本部が定める防疫措置に関する地域区分指定が「最高度管理地域」から「管理地域」へ変更されたことを受け、防疫措置の緩和に関するバンコク都告示第20号を発表しました。

・この結果、レストラン等での飲酒、バー、パブ、カラオケ等の午後11時までの営業が23日より可能になりました。

・今後の発表等により変更の可能性もありますので、最新の情報収集に努めて下さい。


●未だ使用を認めない施設・活動(告示第1項)

・闘鶏場、闘牛場、闘魚場


●別表で定める防疫措置を厳格に適用しつつ、使用可能とする主な施設・活動および各種条件(告示第2項)

・飲食店、コンビニエンスストア、屋台、フードセンター等。座席数の制限等の防疫措置を講じた上で通常通り営業が可能。ただし、23時00分以降は、持ち帰り形態のみ可能。

・百貨店、ショッピングセンター等。

・商品展示場、会議場、展示場(入場者は300名以下)。

・小売店、市場、水上市場、定期市、美容室・理髪店、託児所、高齢者施設、育児施設、就学前児童施設、美容クリニック、ネイルショップ、ゴルフ場、ゴルフ練習場、競技場、公園、運動場、ペット用美容店、屋内運動施設、屋内外のプール、博物館、美術館、映画館、劇場、動物園、ボードゲーム場、インターネット店、格闘技ジム、各種競技施設、宴会場(入場者は300名以下)、フィットネス、スパ、マッサージ、ボーリング場、スケート場、ダンス場、遊園地、遊技場、ムエタイ競技場、競馬場、学校、補習校、各種教育施設等。

・娯楽施設、パブ、バー、カラオケ、入浴施設、個室付き浴場は、23時00分まで営業可能。


●行事ないし催事の実施に際しての留意事項(告示第3項)

・会議、セミナー、宴会といった大人数の人が集まり感染が広がりやすい活動は、300名以下で実施し、事前に区役所に計画書を提出しなければならない。また、出入域時にアプリケーション(タイチャナないしモーチャナ)を使用しなければならない。


●本件告示内容は、2月23日から適用する。


在留邦人及び滞在者の皆様におかれては、引き続きマスク着用・手洗い・うがい等の励行に努め、感染予防に努めてください。

なお、邦人の感染情報がありましたら、お手数ですが当館に御一報ください。


○外務省海外安全ホームページ

https://www.anzen.mofa.go.jp/

○在タイ日本国大使館ホームページ

https://www.th.emb-japan.go.jp/itprtop_ja/index.html

○タイ保健省 疾病管理局(Department of Disease Control)

https://ddc.moph.go.th/viralpneumonia/eng/index.php

○厚生労働省ホームページ 

https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000164708_00001.html

○厚生労働省(日本における水際対策の抜本的強化に関するQ&A)https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/covid19_qa_kanrenkigyou_00001.html

○厚生労働省(新型コロナウイルスに関するQ&A) 

https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/dengue_fever_qa_00001.html

○厚生労働省(感染症対策の基本) 

https://www.mhlw.go.jp/content/10900000/000593493.pdf

○経済産業省(PCR検査が受診可能なトラベルクリニック等のリスト紹介)

https://www.meti.go.jp/press/2020/07/20200703002/20200703002.html


(問い合わせ先)

○在タイ日本国大使館領事部

電話:(66-2)207-8500、696-3000

FAX:(66-2)207-8511

所在地: 177 Witthayu Road、 Lumphini、 Pathum Wan、 Bangkok 10330

(ウィタユ通り、ルンピニー警察署とMRTルンピニー駅のほぼ中間)


2021年2月23日火曜日

大使館からのメール

 ●3月1日(月)から、当館領事窓口の運用を通常時間(8時30分~12時、13時30分~16時)に戻すことといたしました。

●旅券、証明等の申請から交付までの所要日数が変更となりますので、ご注意ください。また、警察証明、戸籍・国籍関係の届出・相談については、引き続き事前予約制となります。


タイにおける新型コロナウイルス感染症の拡大を受け、1月11日から窓口時間を変更しておりましたが、2月の頭をピークに徐々に新規感染者数が減少し、バンコク都を含む各地域における新型コロナウイルス感染予防対策のゾーニングが見直されたことから、当館領事窓口の運用を、3月1日(月)から通常時間(8時30分~12時、13時30分~16時)に戻すことといたしました。

  他方、領事待合室内の混雑を避けるため、申請・交付の取扱いについては、以下のとおりといたしますところ、皆様の御理解・御協力をお願いします。


1 受付時間

8時30分から12時00分、13時30分から16時00分まで


2 申請・交付までの所要日数

●証明

原則として3開館日で交付(例:月曜日申請→水曜日交付)。


●旅券

申請日を1日目と計算し、4開館日目で交付(例:月曜日申請→木曜日交付)。


●警察証明の申請、戸籍・国籍関係の届出・相談(事前予約制)

  警察証明の申請、戸籍・国籍関係の届出・相談につきましては、以下の領事部直通電話に御連絡の上、予約をお願いいたします。

  【領事部直通:02-207-8501 / 02-696-3001】

  【受付時間:08:30-12:00、13:30-16:00(休館日を除く)】


3 御協力のお願い

窓口の混雑が予想されますので、来館される皆様におかれましては、引き続き、以下の諸点に御協力くださるようお願いいたします。

(1)待合室内の過密化を防ぐため、障がいのある方、高齢者及びお子様に同伴する場合等を除き、各種申請やパスポート受取等には、原則お一人で御来館いただきますよう御協力をお願いいたします。

(2)感染者との接触が疑われる方、また感染者が利用した施設を同時間に訪れた可能性がある方は、御来館を見合わせてくださいますようお願いいたします。

(3)体調がすぐれない方、特に発熱、喉の痛み、咳、鼻水などの症状のある方は、回復を待って御来館ください。なお、領事等入口のセキュリティ通過時に、サーモグラフィによる検温を行っており、37.5度以上の発熱がある場合は、入構をお断りする場合があります。

(4)可能な限り、ペン(黒または青)をお持ちください。

(5)可能な限り、事前に申請書類を当館ホームページから印刷し、必要事項を御記入いただいた上でお持ちください。

(6)領事待合室の入退出時には、手指のアルコール消毒を励行してください(領事待合室入口にアルコール消毒液を設置しております)。

(7)領事待合室は毎日定期的に清掃・消毒を行っていますが、室内では手指で口、鼻、眼等を触らないようにしてください。

(8)マスクは必ず着用してください。


 なお、当館の全職員は出勤時に手指消毒、検温、健康状況の確認を行っています。また、窓口に立つ職員につきましては、業務中、マスク、グローブ、状況によってフェイスシールドの着用を指導しておりますところ、皆様の御理解・御協力をお願いいたします。


(問い合わせ先)

 ○在タイ日本国大使館領事部

  電話:(66-2)207-8501、696-3001

  FAX:(66-2)207-8511

  所在地: 177 Witthayu Road、 Lumphini、 Pathum Wan、 Bangkok 10330(ウィタユ通り、ルンピニー警察署とMRTルンピニー駅のほぼ中間)


2021年2月22日月曜日

大使館からのメール

 ・インターネット上の情報によれば、2月23日(火)17時頃から、バンコクのラチャプラソン交差点付近において、反政府グループによる政治集会が実施される予定です。

・集会場所及びその周辺では、治安機関と反政府グループ等による衝突に発展するおそれもあります。

・先日までに実施された一連のデモでは、治安当局や集会参加者間の衝突等により、逮捕者やけが人が出るなど、緊張感が高まっています。

・今後不測の事態に備え、政治集会が行われている現場周辺への不要不急や興味本位での立ち寄りを辞め、ご自身の身の安全を確保してください。なお、万一邦人の被害情報等に接した際は当館に御一報ください。


日時:2月23日(火)17時頃から

場所:首都バンコクのラチャプラソン交差点付近(エラワン廟のある交差点)

※集会予定日時・場所は、直前になって急遽変更される可能性もあります。


つきましては、在留邦人及び滞在者の皆様におかれましては、不測の事態に巻き込まれることのないよう、最新の関連情報の入手に努めるとともに、現場周辺には近づかず、安全確保には十分注意を払って下さい。


(問い合わせ先)

○在タイ日本国大使館領事部

電話:(66-2)207-8500、696-3000

FAX:(66-2)207-8511

所在地: 177 Witthayu Road, Lumphini, Pathum Wan, Bangkok 10330

(ウィタユ通り、ルンピニー警察署とMRTルンピニー駅のほぼ中間)


2021年2月19日金曜日

大使館からのメール

 ・インターネット上の情報によれば、2月20日(土)15時頃から、バンコクの国会議事堂前において、反政府グループによる政治集会が実施される予定です。

・集会場所及びその周辺では、治安機関と反政府グループ等による衝突に発展するおそれもあります。

・先日までに実施された一連のデモでは、治安当局や集会参加者間の衝突等により、逮捕者やけが人が出るなど、緊張感が高まっています。

・今後不測の事態に備え、政治集会が行われている現場周辺への不要不急や興味本位での立ち寄りを辞め、ご自身の身の安全を確保してください。なお、万一邦人の被害情報等に接した際は当館に御一報ください。


【バンコクにおける政治集会】

日時:2月20日(土)15時頃から

場所:首都バンコクのサムセン通り(Samsen Road)にある国会議事堂前

※集会予定日時・場所は、直前になって急遽変更される可能性もあります。


つきましては、在留邦人及び滞在者の皆様におかれましては、不測の事態に巻き込まれることのないよう、最新の関連情報の入手に努めるとともに、現場周辺には近づかず、安全確保には十分注意を払って下さい。


(問い合わせ先)

○在タイ日本国大使館領事部

電話:(66-2)207-8500、696-3000

FAX:(66-2)207-8511

所在地: 177 Witthayu Road, Lumphini, Pathum Wan, Bangkok 10330

(ウィタユ通り、ルンピニー警察署とMRTルンピニー駅のほぼ中間)


大使館からのメール

 ・インターネット上の情報によれば、本日2月19日(金)17時頃から、バンコクの国会議事堂前において、反政府グループによる政治集会が実施される予定です。

・集会場所及びその周辺では、治安機関と反政府グループ等による衝突に発展するおそれもあります。

・先日までに実施された一連のデモでは、治安当局や集会参加者間の衝突等により、逮捕者やけが人が出るなど、緊張感が高まっています。

・今後不測の事態に備え、政治集会が行われている現場周辺への不要不急や興味本位での立ち寄りを辞め、ご自身の身の安全を確保してください。なお、万一邦人の被害情報等に接した際は当館に御一報ください。


【バンコクにおける政治集会】

日時:2月19日(金)17時頃から

場所:首都バンコクのサムセン通り(Samsen Road)にある国会議事堂前

※集会予定日時・場所は、直前になって急遽変更される可能性もあります。


つきましては、在留邦人及び滞在者の皆様におかれましては、不測の事態に巻き込まれることのないよう、最新の関連情報の入手に努めるとともに、現場周辺には近づかず、安全確保には十分注意を払って下さい。


(問い合わせ先)

○在タイ日本国大使館領事部

電話:(66-2)207-8500、696-3000

FAX:(66-2)207-8511

所在地: 177 Witthayu Road, Lumphini, Pathum Wan, Bangkok 10330

(ウィタユ通り、ルンピニー警察署とMRTルンピニー駅のほぼ中間)


2021年2月12日金曜日

大使館からのメール

 ・インターネット上の情報によれば、2月13日、民主記念塔において、反政府グループによる政治集会が行われる見込みです。

・不測の事態に備え、政治集会等が行われている現場周辺にはできる限り近づかないようにするなど、ご自身の身の安全を確保してください。

・集会場所周辺では、交通渋滞や交通規制等も予想され、また集会予定は、急遽変更や追加等の可能性がありますので御注意ください。


【バンコクにおける政治集会】

日時:2月13日(土)15時頃から

場所:ラチャダムヌン通り(Ratchadamnoen Avenue)にある民主記念塔

 ※ 集会予定日時・場所は、直前になって急遽変更される可能性もあります。




つきましては、在留邦人及び旅行者の皆様におかれましては、不測の事態に巻き込まれることのないよう、お出かけの際には当館ホームページを御参照頂くなど、最新の関連情報の入手に努めるとともに、可能な限り現場周辺には近づかず、安全確保には十分注意を払って下さい。


(問い合わせ先)

○在タイ日本国大使館領事部

電話:(66-2)207-8500、696-3000

FAX:(66-2)207-8511

所在地: 177 Witthayu Road, Lumphini, Pathum Wan, Bangkok 10330

(ウィタユ通り、ルンピニー警察署とMRTルンピニー駅のほぼ中間)


大使館からのメール

 ・インターネット上の情報によれば、2月14日(日)15時から17時頃まで、ラチャダムヌン通りにある10月14日事件記念塔、その後ワットサケット寺院(黄金の丘寺院)に移動して、反政府グループによる政治集会が実施される予定です。

・集会場所及びその周辺では、治安機関と集会参加者等による衝突に発展するおそれもあります。

・今後不測の事態に備え、政治集会が行われている現場周辺への不要不急や興味本位での立ち寄りを控え、ご自身の身の安全を確保してください。なお、万一邦人の被害情報等に接した際は当館に御一報ください。


【バンコクにおける政治集会】

日時:2月14日(日)15時から17時頃まで

場所:ラチャダムヌン通りにある10月14日事件記念塔、その後ワットサケット寺院(黄金の丘寺院)に移動予定

※集会予定日時・場所は、直前になって急遽変更される可能性もあります。


つきましては、在留邦人及び滞在者の皆様におかれましては、不測の事態に巻き込まれることのないよう、最新の関連情報の入手に努めるとともに、現場周辺には近づかず、安全確保には十分注意を払って下さい。


(問い合わせ先)

○在タイ日本国大使館領事部

電話:(66-2)207-8500、696-3000

FAX:(66-2)207-8511

所在地: 177 Witthayu Road, Lumphini, Pathum Wan, Bangkok 10330

(ウィタユ通り、ルンピニー警察署とMRTルンピニー駅のほぼ中間)


2021年2月10日水曜日

大使館からのメール

 ・インターネット上の情報によれば、本日2月10日(水)17時頃から、首都バンコクのMBKセンター前スカイウォークにおいて、反政府グループによる政治集会が実施される予定です。

・集会場所及びその周辺では、治安機関と集会参加者等による衝突に発展するおそれもあります。

・今後不測の事態に備え、政治集会が行われている現場周辺への不要不急や興味本位での立ち寄りを控え、ご自身の身の安全を確保してください。なお、万一邦人の被害情報等に接した際は当館に御一報ください。


【バンコクにおける政治集会】

日時:2月10日(水)17時頃から

場所:BTS国立競技場前(BTS National Stadium)駅近くにあるMBKセンター前のスカイウォーク(人民党主催)

※集会予定日時・場所は、直前になって急遽変更される可能性もあります。


つきましては、在留邦人及び滞在者の皆様におかれましては、不測の事態に巻き込まれることのないよう、最新の関連情報の入手に努めるとともに、現場周辺には近づかず、安全確保には十分注意を払って下さい。


(問い合わせ先)

○在タイ日本国大使館領事部

電話:(66-2)207-8500、696-3000

FAX:(66-2)207-8511

所在地: 177 Witthayu Road, Lumphini, Pathum Wan, Bangkok 10330

(ウィタユ通り、ルンピニー警察署とMRTルンピニー駅のほぼ中間)


2021年2月4日木曜日

大使館からのメール

 ・本日2月4日(木)20時頃から、首都バンコクのBTSスラサック駅近くのミャンマー大使館前において、タマサート大学学生グループによる政治集会が実施される予定です。

・集会場所及びその周辺では、治安機関と集会参加者等による衝突に発展するおそれもあります。

・今後不測の事態に備え、政治集会が行われている現場周辺への不要不急や興味本位での立ち寄りを控え、ご自身の身の安全を確保してください。なお、万一邦人の被害情報等に接した際は当館に御一報ください。


インターネット上の情報によれば、ミャンマーでのスー・チー氏拘束等一連の動きを受けて、以下の日時・場所において、タマサート大学学生グループが集会を呼びかけています。

                          

日時:2月4日(木)20時頃から

場所:バンコクのサトーン通りBTSスラサック(Surasak)駅近くのミャンマー大使館前

 

つきましては、在留邦人及び滞在者の皆様におかれましては、不測の事態に巻き込まれることのないよう、最新の関連情報の入手に努めるとともに、現場周辺には近づかず、安全確保には十分注意を払って下さい。

 

(問い合わせ先)

○在タイ日本国大使館領事部

電話:(66-2)207-8500、696-3000

FAX:(66-2)207-8511

所在地: 177 Witthayu Road, Lumphini, Pathum Wan, Bangkok 10330

(ウィタユ通り、ルンピニー警察署とMRTルンピニー駅のほぼ中間)


2021年2月3日水曜日

浜松とミャンマー

ミャンマーで2月1日に起きた軍事クーデターで、ミャンマーについて興味を持った人もいることでしょう。

アジアでは、インドやマレー半島、そしてミャンマーがイギリスの植民地で、ラオス・カンボジア・ベトナムがフランスの植民地、インドネシアがオランダの植民地で、フィリピンがアメリカの植民地だった時代がありました。

一般的に元イギリスの植民地やイギリスの影響を強く受けていた国は、日本を含めて車は左側通行で、右ハンドルです。

インドもシンガポールも香港もタイも左側通行なんですが、ミャンマーだけは、戦後、右側通行に変わっています。

戦前の日本は、本音と建て前の部分はあったかもしれませんが、アジアからイギリスやフランスなどを追い払い、アジアの独立を夢見ていたわけです。

植民地政策によってアジアは欧米に搾取されていましたら、植民地各国からも日本への賛同者は出ました。

ミャンマーの独立の父といわれているアウンサン将軍もそんな一人でした。

そして、ビルマをイギリスから独立させ、ビルマから雲南を通って中国の国民軍へ物資を運ぶ援蒋ルートを遮断しようと日本が考えたそうです。

そのために南機関と言われる秘密機関が発足し、その機関長が鈴木敬司大佐だったわけです。

鈴木敬司機関長は、最終的には少将の階級だったそうですが、一般的には鈴木大佐といわれていて、出身は、静岡県浜松市で、現在の南区恩地町だそうです。


スーチー女史が、京都大学に留学中に1986年には、父親の伝記を書くために鈴木大佐のお墓にお参りをしたそうです。

浜松一中(静岡県立浜松北高等学校)から陸軍士官学校を卒業しているそうです。

そして南機関を作り、そこでビルマ独立のために戦う30人の志士たちを集め、日本や海南島で猛訓練をしたそうです。

その最初の二人として、アウンサンとラミャインを選んで日本に連れて行ったそうで、その時に、鈴木大佐の奥さんの実家や浜名湖近くの旅館にかくまっていたそうです。

結局、日本はイギリスをビルマやマレー半島から追い払ったわけですが、その後のインパール作戦などでの劣勢から、敗戦の可能性が高まり、アウンサンは、日本を裏切ってイギリス側に寝返ったそうです。

日本の敗戦後、アウンサン将軍は、独立の日を見ることなく暗殺されています。

戦争ですから、いろいろな見方があって、鈴木大佐にもアウンサン将軍にも毀誉褒貶はあるわけで、どんな歴史上の人物でも、評価は、難しいですね。

日本の敗戦後鈴木大佐はビルマに送られて裁判にかけられたそうですが、アウンサン将軍が、イギリスに掛け合って、釈放してもらうことに成功したそうですし、ビルマ独立に尽力したことが認められ、その後、ビルマ政府から勲章を贈られたそうです。

日本も理想だけではなく、日本の国益もあったでしょうし、士官たちのエゴとかもあったでしょうし、敵の銃弾で亡くなられた兵隊さんたちよりも、空腹や風土病で亡くなられた人たちのことを思うと胸が痛みます。

いつの世の中にも部下を裏切る上官もいるし、上官に背く部下もいるわけです。

とにかく、みんな理想と現実の狭間で、時には裏切ったりもするわけです。

アウンサンスーチー女史に関しても、いろいろな意見があります。


イギリスは、今でもビルマと呼び続けているそうです。

とにかく、戦争でも革命でも右でも左でも、暴力や流血の暴動はやめて欲しいです。



2021年2月1日月曜日

これを読めばかなり詳しくなるミャンマーの話

今日2021年2月1日の大きなニュースとして、ミャンマーで軍事クーデターが起き、ミャンマー国軍が全権を掌握し、アウンサンスーチー女史やWin Myint大統領などの身柄を拘束したとのことです。

ビルマと呼ばれていた時期もあって、ミャンマーと国名が変わったときにはなにかしっくりしませんでしたが、最近は、ミャンマーになれていました。

私は、1974年から1988年までのビルマ連邦社会主義共和国と呼ばれていた時代に2回行ったことがありました。

当時は
ヤンゴンではなくRangoon ラングーン
バガンではなくPagan パガン
ラカイン州ではなく アラカン
ピンウールィンではなく メイミョー
モーラミャインではなく モールメイン
バゴーではなく ペグー
エーヤワディー川ではなく Irrawaddy River イラワジ川
タンルウィン川ではなく Salween River サルウィン川


当時のビルマは社会主義ですし当時のソ連との関係もあったようで、ものすごく田舎でしたし、何か不気味な国でした。

外貨の持ち込みや持ち出しが厳しく制限されていて、最悪の場合には逮捕されるとかビルマにいったことがある人から脅されました。

当時はバンコクにあるビルマ大使館でビルマの入国ビザを申請しましたが、申請時には、戦争中に家族の誰かがビルマに滞在したことがあるかどうかの質問事項がありました。

インパール作戦でも有名ですが、旧帝国日本軍はタイからビルマへ進軍して、日本が英国を追い出してビルマを占領していた時代がありました。

ビルマは、昔から地下資源も豊富でしたし、大東亜共栄圏の重要な国のひとつで、日本は、現地の若手の軍人を訓練するなどしていました。

その重要な役目を負ったひとつが、南機関という組織で、そこに有名な「ビルマ建国の父」として死後も敬愛されている「アウン・サン将軍」がいたわけです。

そのアウン・サン将軍の娘さんが、有名なアウンサンスーチー女史なわけです。

とにかく英雄の娘さんですし、海外留学経験も豊富ですし、早くから注目されてきた女性で、いろいろな国や大学から名誉市民とか名誉学位とかをもらってきていますし、なんといってもノーベル平和賞が有名ですね。

でも、最近のロヒンギャ問題から、ノーベル平和賞を取り消せといった声があがったり、実際に名誉市民が取り消されたりしているそうです。

ミャンマーの民主化のシンボルといわれていますが、彼女を知る人の印象としては、とにかく頑固なんだそうです。

彼女自身は仏教徒であるらしいし、欧米での生活も経験しているわけですから、キリスト教的な考え方は理解していると思うのですが、イスラム教に関してはどうなんでしょうね。

それとこのところ経済発展をしているミャンマーは、昔から軍と中国との関係も密接でしたが、欧米が人権問題でいろいろな経済制裁を行っている中、民主派政権としても、中国との関係を深める必要があり、そのへんで、軍との間に利権争いが起きているといった見方をする人もいるようです。

ミャンマーには、地下資源だけでなく、麻薬もあるわけで、そういった利権も裏にはあるのではないかと思ったりもします。

2007年9月27日に僧侶たちのデモを取材していた日本人の長井健司さんが撃たれたニュースは衝撃的でした。

今回の軍事クーデターでも、世界中からジャーナリストたちがミャンマーに取材に行くのでしょうけど、悲劇が起こらないことを祈るばかりです。

これから欧米は軍事政権に対していろいろな圧力を変えることが予想されます。

テレビに出ていたカセサート大学の専門家によるとミャンマーの軍部は、以前から中国との関係はいいものではないそうで、中国の影響力が強まることはないのではないかとのことでしたが、どうなんでしょうね。

彼女の話のイメージでは、軍はやはり民族派というか、海外からの影響力をあまり受けないミャンマー独自の路線を守るような感じを受けました。

中国包囲網としての米国・インド・オーストラリア・日本とイギリスがどう出るのかにも注目です。


大使館からのメール

 ・本日2月1日(月)15時半頃から、首都バンコクのBTSスラサック駅近くのミャンマー大使館前において、タイの民主派グループ等による政治集会が実施される予定です。

・政治集会が行われている現場周辺には、できる限り近づかないようにするなど、ご自身の身の安全を確保してください。


インターネット上の情報によれば、今朝のミャンマーでのスー・チー氏等拘束を受けて、以下の日時・場所において、タイの民主派グループ等が集会を呼びかけています。

                          

日時:2月1日(月)15時半頃から

場所:バンコクのサトーン通りBTSスラサック(Surasak)駅近くのミャンマー大使館前

 

つきましては、在留邦人及び滞在者の皆様におかれましては、不測の事態に巻き込まれることのないよう、最新の関連情報の入手に努めるとともに、現場周辺には近づかず、安全確保には十分注意を払って下さい。


(問い合わせ先)

○在タイ日本国大使館領事部

電話:(66-2)207-8500、696-3000

FAX:(66-2)207-8511

所在地: 177 Witthayu Road, Lumphini, Pathum Wan, Bangkok 10330

(ウィタユ通り、ルンピニー警察署とMRTルンピニー駅のほぼ中間)